「インタビュー」「東方神起」ユンホはなぜ映画館でカムバックを知らせたのか…「披露できる日を指折り数えて待ってきた」

ショートフィルムには数年前から構想してきたというメタバスの世界観を溶かし込んだ。ユンホは「現実と仮想世界を行き来できる未来が背景」として「ひきこもりの孤独な主人公ノアが、メタバスの世界に向かった後で起こるエピソードを短編映画のように制作した」と説明した。続いて「軍隊にいた時から考えていたコンセプトと世界観だ。多くの方の血と汗と涙が盛り込まれたアルバムを披露する日を指折り数えて待ってきた」と、ときめく様子を表した。
また、ユンホは「ショートフィルムに盛り込むメッセージを決めるために様々な年齢層の方々とインタビューもした」として「現実と理想の乖離が大きい方が幻想だけに閉じ込められず、自身の仕事とプライベートをしっかりと両立させながら現実世界を生きてほしいという私の希望を反映させてメッセージを設定した」とも語った。


ユンホが主人公のノアを自ら演じ、「aespa」のカリナがAIキャラクターとして登場する。ユンホは「インパクトのある方が出てくれたらいい」として「そんな中で、偶然に『AIよりもAIのようだ』といわれているカリナさんの記事を見て出演を要請した」とオファーのきっかけを明らかにした。
続いて彼は「カリナさんが快く受け入れてくれただけでなく、多くのセリフをマスターして来てくれた。ディクションも良かった」として「本当のAIに変身したようなカリナさんの新しい姿を見ることができるだろう」と期待させた。
アルバムのタイトル曲「Vuja De」は、華やかなジャズビッグバンドサウンドと速いテンポのスイングリズムをベースにしたダンス曲だ。曲名は「Déjà vu」の反対語を意味する。繰り返される日常の中で夢と魂を失ったまま毎日を熾烈に生きていく人々に対する話を歌詞に盛り込んだ。ユンホは「繰り返し一日を生きていく方々が共感できる曲」として「ショーを連想させるビッグバンドサウンドを実現することに重点を置いた」と強調した。

アルバム全曲の音源とショートフィルムはこの日午後6時に公開されたが、音楽放送活動はすぐに行わない。ユンホは「活動方式も違ったものにしたい」として「普通はカムバック初週に音楽番組に先に出演するが、私はファンの方を先に訪ねようと思う。地方におられるファンのみなさんに先にあいさつし、その後に放送に1週間ほど出るつもりだ」と明らかにした。
「ユンホらしい。」一味違ったコンテンツと方法でソロアルバム活動に乗り出すユンホが聞きたくなるという反応だ。ユンホは「今回のカムバックを前にしてユン・ジェギュン監督とファン・ジョンミン先輩をはじめとする多くの方が応援して励ましてくださった」として「『ユンホはユンホだけの道を行く』という言葉を聞くときに力が出る。これからも固い決意で新しい一歩を踏み出したい」と明らかにした。

関連記事

2023.08.07