女優のソ・ヒョリムが前所属事務所を相手に法的対応に乗り出す。
ソ・ヒョリムの所属事務所inureエンターテインメント側は、「MAGIQのキム代表は俳優ソ・ヒョリムと契約で定めたところによる芸能活動に対する清算金支給を回避し、これにより俳優ソ・ヒョリムは清算金を請求した」とし、「その過程で裁判所が株式会社MAGIQの法人口座に対する金融取引情報提出命令を下し、俳優ソ・ヒョリムは上記の口座内訳を確認することになり、キム代表が64回にわたり自身とMAGIQで勤務していないキム代表の夫の口座に約6億ウォンを振り込む業務上横領をした事実を確認することになった」と主張した。
ソ・ヒョリム側はドラマ「赤い袖先」、映画「インドリーム」、バラエティ番組「ラジオスター」、その他YouTubeコンテンツなどの出演料および家電製品広告収入量など、芸能活動の清算金を支給されなかったとし、「ソウル中央地方裁判所民事96単独は、2023年2月22日、株式会社MAGIQとキム代表が連帯して俳優ソ・ヒョリムに清算金を支給せよと判決したが、キム代表の横領行為により法人が形害化され、通帳残高が0ウォン状態だとし、何の是正をしなかった」と付け加えた。さらに「キム代表は住所をあちこち移動しながら、住所地不明により公示送達で裁判が行われたりもした」と伝えた。
ソ・ヒョリムは前所属事務所との紛争が財産の利益を取るためのものと見られるか懸念されるとし、「同じ道を歩んでいる後輩俳優たちに対する重い責任感で実効的な手段を選択するしかなかった。現所属事務所に携わっていた俳優ナム・ダルムの他1人も俳優ソ・ヒョリムと同様で、清算金を支給されなかったため。それだけでなく株式会社MAGIQはマネージャーたちの現場進行費およびスタイリストなど外注業者の費用清算まで履行せず、多くの人々を苦しめた」と強調した。
ソ・ヒョリムは前会社の代表であるキム代表を特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)で告発することになった。
一方、キム代表の立場を聞くため連絡を取ったが、これに対する返事は聞けなかった。
WOW!Korea提供