「取材レポ」「男神」ジェジュン、キム・ソンホ、ファン・ミンヒョン、イ・ジュニョン、キム・ヨンデらイケメン5人にファン大熱狂!

続いて、ドラマ「スタートアップ:夢の扉」や「海街チャチャチャ」などのヒット作で人気の俳優、キム・ソンホのステージ。暗転の中、突然「あー」という声を出してマイクチェックをしてから歌いだした彼は、ポール・キムの「すべての日、すべての瞬間(Every day, Every Moment)」を披露。歌の途中、「緊張しますね…」とボソッとつぶやいてしまうほど緊張している彼に対して、客席からは「オッパー(お兄さん)」という大きな声援でキム・ソンホを盛り上げる。その声援を聞いて緊張も解れたのか、客席に指ハートを送るファンサービスをしてファンを喜ばせた。
ミニトークでは、「ソンホのワールドカップ」というコーナーが設けられ、2択で自分の好きな姿を次々と選んでいくトーナメントが行われた。「料理をするソンホとギターを弾くソンホ」では、ギターより料理をするほうが簡単という理由で「料理をするソンホ」を選び、それに対抗する姿は「サーフィンをするソンホ」。彼は、「海街チャチャチャ」でのサーフィンのシーンが気に入っているという理由で、「サーフィンをするソンホ」を選択。それに対抗する姿は「ダンスをするソンホ」。これについて、彼は「僕はダンス音痴なので、サーフィンの方がましかなと思いサーフィンにします」と、「サーフィン」を選択。それに対抗した姿は「スーツ姿のソンホ」。ここでは、「皆さんがかっこいいと言ってくれるのでスーツを」と理由を話し、「スーツ姿のソンホ」が選ばれた。それに対抗する姿として「働くソンホ」があがると、「働くソンホ」を選んだ彼。最後の2択を選ぶのが難しかったという彼は「やはり俳優ですので、演技をしている、仕事をしている姿を選びました」と理由を説明した。
ミニトークを終えると、歌の時間へ。緊張を解すために、「ふーっ!」と息を吐いてから、キム・ソンホが作詞した曲「君という理由」を披露。ここでも、ファンが歌の合間に「キム・ソンホ!」と掛け声を入れてくれることで、彼もほっとした表情を浮かべ、親指を立てて「グー」のポーズをファンに送ったり、「愛してる」のハンドジェスチャーを見せたりして、ファンを喜ばせた。最後に日本語で、「君は僕の理由 ありがとうございます」と伝え、緊張しながらも彼なりに精一杯表現し、ファンの心を満たした。

「男神」の最後のステージを飾ったのは、ジェジュン。なんと彼は2階席に突然姿を現し、写真撮影が可能だったため、ファンが構えるスマホに向けて笑顔を見せたりハートを送ったり、ハイタッチをしたり、2階席をぐるりとまわりながら、ステージから遠い席にいるファンにも大サービス。
会場の雰囲気を盛り上げて興奮状態にしたところで、ステージにジェジュンが登場すると、「どんどん盛り上がっていこうぜ!」と叫び1曲目に中島美嘉が歌った映画「NANA(ナナ)」のOST「Glamorous Sky」を披露。体の芯まで響く力強いドラムと気持ちよく響き渡るギターサウンドに乗せて、手を広げながら熱唱するジェジュン。「盛り上がっていますか? ちょっと確認なんですけど、声で確認できるかな?」と、観客の声の大きさをチェック。ジェジュンの投げかけに歓声が上がるが、「まだまだ足りない!」と言って煽ると、さらに大きな歓声が会場を包み込む。これにジェジュンは「よっしゃよっしゃ」と上機嫌になり、歌の続きへ。「あのー雲をー!」と、伸びのある歌声を響かせ、会場を熱く盛り上げた。
歌い終わると、彼は「こんばんは、ジェジュンです。ラストのステージに立つことになって、ものすごく感激している感じで、口ではなかなか表現できないんですけど…伝わりますかね? すごくうれしいです。皆さんのエネルギーが楽屋まで伝わってきて、ステージに立つことがすごくわくわくしながら待っていました」と喜びを伝えた。続いて、バラード曲の「Tender Love」と「尋ねたい」を叙情的なピアノサウンドに乗せてエモーショナルな歌声を響かせ、しっとりと会場を満たした。


最後の曲に行く前に、「僕なりのすごいパフォーマンスを用意したんですよ」とファンの期待を高まらせると、「はい、キャンディーでーす」と言ってポケットから飴を取り出して客席に投げ入れるジェジュン。ユニークな演出でファンを楽しませると、最後はノイジーなギターサウンドが轟く中、「Defiance」を披露。ヘドバンをしながらエネルギッシュな歌声を会場に響かせた。大興奮の会場にジェジュンは「ありがとうございました!」と両手を広げて手を振りながらステージを後にした。
最後は、この日の出演者全員がステージに再登場し、客席をバックに記念撮影をしてファンとの別れを惜しみつつ、約2時間半越えのイベントは盛況のうちに幕を閉じた。

写真提供=2023AAAビギニングコンサート「男神」

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2023.07.19