旅行エッセイガイド「韓国ひとめぼれ感動旅 韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」が26日に双葉社から出版される。韓国地方旅プランナーとして知られる小暮真琴さんと在日韓国人2世の作家、康熙奉(カン・ヒボン)さんの共著で旅心をくすぐる内容となっている。
初の著書となる「韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」について、小暮さんは「ソウルとはひと味違う韓国地方の魅力を、美しい風景、その土地ならではのグルメ、印象的だった体験などとともに、旅中に心の支えとなった韓国の人々の温かい情を伝えたいという思いでつづりました」と話す。
小暮さんは韓国地方へのひとり旅が200回以上を数え、旅の様子を紹介するブログ「全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!」は地方を旅する日本人にとってガイドブック的存在になっている。
出版は韓国の歴史・文化、韓日関係などに関する著書を60冊以上出している康熙奉さんの後押しが大きかった。これまでの旅の足跡を書籍としてまとめることは出来ないかと相談したところ、共著の提案を受けた。ベテラン作家からアドバイスをもらったこともあり旅の臨場感あふれる一冊となった。
康熙奉さんはソウルの王宮や慶州、安東・河回村など歴史的な名所を中心に、それらの見どころや解説のほかコラムも掲載している。
出版を記念して、2人は8月5日に東京・神保町の韓国書籍専門ブックカフェ「CHEKCCORI(チェッコリ)」で韓国旅の楽しみ方などを紹介するイベントを実施する。オンラインでも開催するイベントの詳細は(https://chekccori230805.peatix.com/)。