映画「貴公子」(監督:パクフンジョン)が、13日、キム・ソンホからカン・テジュ、キム・ガンウ、コ・アラら主演たちの興味深いアクションビハインドを公開した。
「貴公子」は、フィリピンの不法リングで戦うボクサー「マルコ」(カン・テジュ扮)の前に、正体不明の男「貴公子」(キム・ソンホ扮)をはじめとするさまざまな目的を持つ勢力が現われ、狂気の追撃を繰り広げる物語を描いた映画だ。
「貴公子」の中のリアルなアクションは、「アクションシーンは俳優たちの顔が見えてこそ観客がリアルに受け入れられるので、俳優たちが直接やるように」というパク・フンジョン監督の方針の下、俳優たちの努力と情熱が加わって生まれた物だ。特にカーチェイス、ワイヤー、銃器アクションなど高難度なアクションをほとんど直接行ったキム・ソンホは、数か月間武術チームと練習し、1週間行われた後半のアクションシーン撮影後には体重が3キロ落ちていたという。正体不明の追撃者「貴公子」を演じるために、パク・フンジョン監督の勧めでスタンレー・キューブリック監督の「時計じかけのオレンジ」を参考にしたというキム・ソンホは、「真剣ながらもコミカルな演技のため、監督と撮影前からたくさん話し合った。現場でも『貴公子』ならこんな状況でどんな話をするか、悩みながら演技した」と明かした。アクションだけでなく、自分だけの「貴公子」を構築するための彼の並々ならぬ努力が推察される。
1980分の1という競争率の中から「マルコ」役に抜てきされたカン・テジュは、キャスティング直後からトレーニングと食事管理を始めたのはもちろん、全国大会に出場するボクシング部の高校性と一緒にハードなトレーニングを行い、1か月半でボクサーの体を作って、パク・フンジョン監督とスタッフたちを驚かせた。
ここに、数十人の武装した部下を率いて威圧的な長銃を自由自在に扱うベテラン俳優キム・ガンウから、銃器に特化した「ユンジュ」役のために撮影があろうとなかろうと銃器の分解・組立・姿勢の練習まで専門家レベルの実力に引き上げたコ・アラまで、追撃アクション映画「貴公子」のため、俳優たちの努力と情熱が続いた。
興味深いアクションビハインドを公開した映画「貴公子」は韓国で絶賛上映中だ。
WOW!Korea提供