先月30日に公開されたNetflixシリーズ「セレブリティ」が、2週でグローバルTVショー部門(非英語)1位を獲得した。
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の華麗さとその裏の面を扱ったという点で新鮮だという専門家の評価が出ている。
「セレブリティ」は、有名になればお金になる世界に飛び込んだソ・アリが直面するセレブたちの華麗でありながらもし烈な素顔を描いたNetflixシリーズだ。公開から2週で熱くなった人気を証明するかのように、Netflixグローバルトップ10TV(非英語)部門の1位となった。
12日、Netflixトップ10公式ウェブサイトによると「セレブリティ」は560万視聴数(視聴時間を作品の総ランニングタイムとして分ける)を記録し、Netflixグローバルトップ10tv(非英語)部門の1位となり、香港、シンガポール、インドネシア、ボリビア、ペルーをはじめとした10ヶ国で1位となり、全世界52ヶ国トップ10リストに名前を載せた。
シリーズの長所として俳優イ・ドンゴンが担うチン・テゴン以外にSNSセレブたち、そして「bbb_famous」など多彩な悪役は勿論、 平凡な一般人からセレブリティへと変身するソ・アリ(パク・ギュヨン)の叙事と逆転要素など、多様な内容が挙げられる。
特にキム・チョルギュ監督は劇中のヴィラン「bbb_famous」についても、とても悩んだと打ち明けた。インタビューでキム監督は「『bbb_famous』は世界のどこにでもいる悪質コメントをする人で、インターネット上にいる私たちの周辺で見れる人物に見えるように気を使った」と明らかにしている。
ゆえに主人公であるパク・ギュヨンに似た女優をキャスティングしたという点も注目だ。パク・ギュヨンはインタビューで「実際に『bbb_famous』役を担ったキム・ノジンさんが自分と似ていて驚いた」と言及していた。
このように、多様なポイント以外にも1位を記録した要因としては素材に対する部分も挙げられる。SNSを素材に扱った点も斬新だという専門家の評価もある。キム・ホンシク大衆文化評論家は、「SNSは多くの人たちが利用するが危険性が内在している。現実的な問題を総合的に扱ったので人気が出たと見る」とした。
また若年層に訴求できるテーマだという点も注目している。ハ・ジェグン大衆文化評論家は「最近の若年層の立場では一番共感できる素材。一種の私たち社会の新たな風俗図をしっかりと反映した結果だ」とした。
WOW!Korea提供