おばあさんと孫が一緒にFESTAの現場を訪れたケースもあった。ソウル・ヤンチョン(陽川)区モットン(木洞)から来たという80代女性のキム・ヒヤさんは、「ここが韓国なのか海外なのか見分けがつかないほどに、本当に外国人が多いようだ」と話し始めた。さらに彼女は「孫がとても好きなので、『BTS』の音楽を好きになり、こんなふうにお祭りの現場にも一緒に来ることになった」とし、「『春の日』という歌が大好き」と“真のファン”であることを立証した。すると孫のアン・ソンヒさんは、「早く、急がなければRMオッパ(年上男性を呼ぶ言葉)に会えない」とおばあさんの手を促して目を引いた。
ミニ扇風機を回して暑さを冷ましていたオーストラリア出身のエリーさんとケイシーさんは、「『BTS』に会いに韓国に初めて来たが、ソウルはとてもステキな都市」と親指を立てた。彼女たちは「FESTAが繰り広げられる漢江がとてもステキだ」とし、「夕方に行われる花火大会も壮観なようで、紫色の夜景もとても楽しみ」と語った。
きょう午前、東京からソウル行きの飛行機の乗ったハダオさんは、スーツケースを引いてFESTAの現場を訪れ目を引いた。ハダオさんは「休暇を取ることができず一番早い飛行機に乗ってソウルに今到着した」とし、「(到着が)遅いだけにFESTAをもっと熱く楽しんでいく」と拳をずっと握った。
「BTS10周年FESTA@ヨイド」が開かれる同日、ヨイドの漢江公演には、「BTS」をひたすら楽しむ体験空間が果てしなく繰り広げられた。「BTS」の10年の歴史を一目で見ることができる「BTSヒストリーウォール」をはじめに、楽曲「Run BTS」の舞台衣装の展示、「10周年FESTA記念造形物」、インタラクティブイベント「ブリング·ザ·ソング:私だけのBTSプレイリスト」、「タトゥーステッカー体験ブース」などには数十、数百人の人波が集まった。あまりにも多くの人が集まったために混雑することもあったが、ARMYたちは一列に並んで認証ショットも撮り、後ろの人に配慮して素早く次の場所に移動するなど、秩序整然とした姿が目を引いた。特に大型スクリーンで一緒に観覧する「BTSライブスクリーン」の前には、それぞれがレジャーシートを敷いて映像に出てくるMVとステージ映像に従って合唱する姿が目を引いた。
「2023BTSFESTA」のハイライトは花火大会。「BTS」のヒット曲とメンバー・JUNG KOOKのナレーションが調和した「BTS 10周年記念花火ショー」が「2023BTSFESTA」のフィナーレを飾る予定。
WOW!Korea提供