「『THE IDOL/ジ・アイドル』」は、うわさよりはるかに有害で悪い」
韓国ガールズグループ「BLACKPINK」のJENNIEが出演した、HBOドラマ「THE IDOL/ジ・アイドル」がベールを脱いだ中、あらゆる海外メディアから酷評が相次いでいる。米の大衆文化などを扱う「ローリング・ストーン」は、上記のような評と共に、100点満点中10点をつけた。エンターテイメント産業専門の業界誌「バラエティ」は、「『THE IDOL/ジ・アイドル』は、みだらな男性ファンタジーのように見える」、エンターテインメント情報誌「ハリウッド・リポーター」は、「有毒な男性ファンタジー」と酷評した。さらに、「プレイリスト」は、「性的ファンタジーを不快に込めた」とし、「男性を快楽の唯一の決定者として描いている」と遠慮なく批判した。
「カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に招待された同ドラマは今月22日(現地時間)、普通カンヌのリュミエール大劇場にて、5つのエピソードのうち1、2話が上映された。ポップスターで音楽プロデューサーのザ・ウィークエンドが、主演と共同制作者を務めた同ドラマは、米LAを舞台にポップアイドルスターと文化産業の複雑な関係を描いた。ザ・ウィークエンドと一緒に、ジョニー・デップの娘リリー=ローズ・デップが主役を演じ、JENNIE、トロイ・シヴァンらが助演で出演し、大きい関心と期待を集めた。
だが、同ドラマはベールを脱ぐやいなや、苛酷な酷評の洗礼を浴びている。評点サイト「メタクリティック」は、100点満点で26点をつけた。また映画情報サイト「ロッテントマト」の新鮮度指数は、100%満点中27%を記録した。このサイトは、評価が60%以下だと駄作に分類されるが、どうドラマは27%という屈辱的な評点を受けたのだ。
一方で、事実上カメオとも違わないJENNIEの出演分量も物議になっている。先立って、同ドラマは“K-POPスター”JENNIEの女優デビュー作として、大々的な広報を行ったが、全体の5分程度しか出てこないことが分かった。「ローリング・ストーン」は、「JENNIEの出演分量はほとんどなく、ストーリーにも重要ではない役割を受け持った」とし、「JENNIEはせいぜい3~4行のセリフを消化した」と伝えた。
WOW!Korea提供