「取材レポ」イ・ミンホ“待望の映画デビューで俳優として新たな発見が!” 最新主演作「江南ブルース」のプレミア上映会開催!

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アジア各国で絶大な人気を誇る俳優イ・ミンホが、7月12日(日)、横浜・パシフィコ横浜国立大ホールにて最新主演作「江南ブルース」のプレミア上映会開催の為に緊急来日した。
映画初出演となった主演映画「江南ブルース」は韓国で公開されるやいなや初登場第1位、200万人を超える観客を動員し、数々の記録を塗り替えた大ヒット作。

日本では10月17日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国ロードショーと大きな注目を集めている。
昼夜計2回行われた公演には日本全国、さらに海外のファンも集結し、改めて彼の人気の高さを証明した。
夜公演の上映前に行われたトークショーに会場のファンから「ジョンデ、オッパー!(ジョンデお兄さん!)」と演じた役柄の呼び込みにグレーのスーツ姿で颯爽と登場したイ・ミンホ。
会場から湧き上がる大歓声に迎えられたイ・ミンホは開口一番「やはり、映画を観る前ということで活気に溢れていますね」と会場を見渡し「映画の特性上、上映前に少しこんな風に雰囲気を盛り上げてから上映するといいと思います」とコメントし、ファンの熱い反応に応えた。

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「みなさん、こんにちは。イ・ミンホです。お久しぶりです。本当に会いたかったです!」と改めて日本語であいさつ。
トレードマークとも云える魅力的な微笑みでファンの心を鷲づかみ。
映画を引っ提げての来日は初めてというイ・ミンホにMCから映画でのあいさつは違いますか?と聞かれると「実はこの会場で公演(ファンミ等)ではみなさんと頻繁にお会いしましたが、こんな風に俳優として、しかも作品(映画)を持ってお会いするのは初めて。しかも一緒に作品を観るということで特別な意味があります。これからもたくさんの作品に出演して、こういった機会が持てればいいですよね。公演は公演として、また作品は作品としてみなさんにお会いしたいです」と答えると会場からは割れんばかりの大きな拍手が送られた。

6月22日に28歳の誕生日を迎えたイ・ミンホ。
直接お祝いしたいというファンの願いを受け、MCのリードで「お誕生日おめでとう!」とお祝いの大合唱が贈られると「ありがとうございます。しあわせです」と満面の笑みを見せた。
続いて、イ・ミンホ自身がファンに向けて作詞に初挑戦した新曲「THANK YOU」(7/10リリース)の話題へ。

作詞を手掛けたいきさつを「いつの間にか『花より男子』に出演してから6年が経ちました。僕は自分の気持ちを積極的に表現する方ではありません。いつも心の中で色々と考えたり、ファンの方たちに感じる気持ちを文字として表現すれば少し照れくささも半減するかな、と思いそんな気持ちを込めて作詞しました」と明かした。
初出演で初主演を果たした映画「江南ブルース」について「この作品の時代背景は1970年代。ソウルの江南の土地をめぐる話で、当時の出口の見えない人生を生きている若者たちがより良い人生を求めて彷徨う、そんなストーリーになっています」と紹介。

同作でイメージを一新、野性味あふれる男性的な一面を見せたイ・ミンホ。
シナリオを見て驚きはなかったのか?との問いに「僕はもともと、男性的な作品が好きな方なのでそこまで驚いたということはなかったです。でも映像として表現されると、どうかなとは思いましたね。今は緩急が付けらえるようになりましたが、最初修正前の台本を見たときには“とても強烈なところがある作品だな”と思いました」と振り返った。

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ジョンデを演じる上で心配したことについて「映画の序盤のシーンになりますが最初のシーンがボロ拾いの恰好で登場する時が心配でした。僕自身、いつも御曹司の役が多かったり、ラブストーリーが多かったので、現実的に考えると王子様や御曹司のイメージが強かったので、そういったイメージを打ち破れるかという点がとても心配でした」と吐露。
さらに「ファンのみなさんも僕にいつも同じ姿を望んでいないと思います。僕自身も少しずつ変化していく姿をみなさんにお見せするべきだと思っています。でもこの作品では少しというより、かなり変化が激しい姿になっていると思います。なので、初めてこの作品を観る方は前のイメージと全然違うと思うかもしれませんね。でもこのようなイメージも含めてこれから30代として演技をしていく中で変化していくと思います。この作品がそのスタートを切る作品になります」と語った。

プレミア上映会ということで、MCからの質問に「Yes」なら「○」、「No」なら「×」の札を3秒以内に上げて答えるスペシャル企画、イ・ミンホの「Yes or No」コーナーも準備された。
自分から見ても自分はカッコイイとの問題には速攻で「×」を出して「No」と答えるイ・ミンホに会場からは「え~!」と一斉に声が上がった。

イ・ミンホ自身から見ても演じたキム・ジョンデというキャラクターはカッコイイという質問に「Yes!」と即答。
「まず、自分の人生を変えようとしている姿勢が素敵だと思います。どん底の状況にありながらその中で最大限、夢に向かって生きたいと思っているところもカッコイイと思います。誰でも生きていく上では過ちを犯してしまうものですがそれをしっかり受け止め、認識して、次はそんな過ちを犯さないということが大切だと思います。そういう点でジョンデは今と違った状況になれば、とても懸命にそして、よい方向に人生を変えていくのではないかと思います」と称賛した。

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映画の撮影中あまりにも大変で家に帰りたいと思ったことがあるという質問には「Yes!」。「Yes!」と「Yes」を連発し、「本当にたくさんありました」と会場の笑いを誘った。
「(撮影中)何よりも本当に暑かったんです。そして、体当たりの演技が要求される映画ということもあり、肉体的にも苦労が絶えませんでした」とし、「少し怪我をしましたが、撮影に支障をきたすほどではなかったので、また、撮影に臨みました」と激しいアクションシーンについても触れた。

同作の公開以来男性ファンが増えたということに「少し増えたと思います」と答え、「映画を観てくださった男性が『カッコよかったよ』と声をかけてくださる方が多くなりました。女性のファンの方はこの作品を観て“カッコイイ“というより、“可哀相“と思ったみたい方がたくさんいたみたいです(笑)」と苦笑。
どんなにダサイ変装をしてもあまりにもカッコよく画面に映ってしまい、スタッフが困ったことがあるという質問に「Yes!」と回答すると会場からは拍手喝采。
「貧しく、哀れに見えなければいけなかったのですが、その感じがあまり見えなかったので顔を黒く塗ったり、努力しました」と打ち明けた。

映画の中であんな外見だった?とがっかりした姿があるという質問にも「○」の札を上げ、「Yes!」。
その理由として「ルックスでがっかりしたというより、今回の映画で初めて人を刺すシーンがあるのですが、そのシーンを見たときに今まで見たことがなかった目、眼差しを見ることができたので、“新しい自分の姿だな”と思い、自分の内面にそんな姿があるんだと感じました」とし、俳優としての新たな発見があったと話した。

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トークショーの終盤では「誰でも人生の中で、より良く生きたいと思い、みなさん努力していると思います。この映画でクローズアップされているのは20代の青春を謳歌している若者です。出口のない人生、そして漠然とした人生が描かれています。この作品を観て、今の人生が満足できる人生ではないかと感じていただきたいと思います。そして、さらに“頑張って生きていこう”というメッセージをもらえる映画になって欲しいと思います」と本作の見どころを伝えた。

最後に「日本に来るのは本当に久しぶりですね。中々、みなさんにお会いする時間を持てなかったですが、これからは出来るだけ早く、またみなさんにお会いしたいと思っています。こんな風に作品(映画)を持ってみなさんにお会いするのは初めてですが、だからこそ、とてもしあわせな気持ちです。この作品、どうか楽しんでご覧ください!」とメッセージを伝え、「暑い日が続いていますのでどうかみなさん、健康に気をつけてください。またお会いしましょう。愛してる(日本語)」と締めくくり、大きく手を振ってステージを後にした。

プレミア上映会では大きなスクリーンに映し出されるイ・ミンホのダイナミックなアクションシーン、そして迫真の演技さらにキム・レウォンを筆頭に実力派の共演者の演技に引き込まれていった。
イベント終了後にはCD購入者の中から抽選で約1000名がハイタッチ会に参加し、イ・ミンホと貴重な時間を持った。
映画「江南ブルース」は土地でお金を稼ぐ“不動産”という概念そのものが初めて生まれた激動の1970年代の江南開発の時代を舞台に、どん底の若者たちが純粋な欲望と冷酷な野心で夢を追う生き様をダイナミックに描いた2015年韓国最大の話題作!

孤児出身で人生の成功を夢見てやくざの世界に入ったジョンデを韓国版「花より男子」の道明寺役をはじめとした人気ドラマで大ブレイクした若手実力派イ・ミンホ、そしてジョンデと同じ孤児出身でトップの座に上りつめようとする執念の強い男ヨンギ役で久々のアクション復帰作となるキム・レウォンが出演し、話題となっている。
「マルチュク青春通り」「卑劣な街」に次ぐユ・ハ監督の街3部作の完結編として誕生。

初登場1位を獲得した韓国メガヒット・アクションノワールが今秋、遂に日本に上陸する!

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

写真提供:(C) IMX

 

■イ・ミンホJAPAN OFFICIAL SITE  http://www.minho.jp/
■映画「江南ブルース」公式サイト  http://gangnam-blues.com/

2015.07.15