歌手兼俳優キム・ヒョンジュンと元恋人のAさんとの対立がますます激しくなっている。キム・ヒョンジュンが、11日に元恋人のAさんを相手に12億ウォンの反訴を申請して積極的な対応に出た。
今までキム・ヒョンジュンは、公人という立場と暴行という否定できない失敗のためか、Aさんの訴訟とマスコミプレイにも消極的だった。しかし、15日午後キム・ヒョンジュンサイドは、反訴を申請すると発表して、これ以上一方的なイメージ毀損に対して我慢しないという立場を明らかにした。
キム・ヒョンジュンの法律代理人サイドは、この日OSENとの通話で、「去年傷害罪で告訴をして合意金6億ウォンを渡した。そのことを口外しないという条件と、暴行によって流産したことに対する慰謝料だったが嘘であった。事実でない内容で合意金を受ければ不法行為だ。その6億ウォンを一旦請求した。」と明らかにした。
そして、Aさんの傷害罪の告訴に対する名誉毀損の慰謝料請求と特別損害額に対する反訴額拡張なども追加で請求される見込みだ。
ならば、加害者であることを認めて自粛するようだったキム・ヒョンジュンが、ここまで強硬な措置を取るようになった理由は何だろう。その背景には芸能人であるという理由で、これ以上被害を受けないという考えに至ったようだ。
実は、キム・ヒョンジュンは去年5月30日に、Aさんが彼に暴行されて流産したと主張して告訴したという事実が知られた後、一瞬にして韓流スターからトラブルメーカーになった。当時、韓国、日本、中国とアジア以外にもタイ、メキシコ、ペルーなどでワールドツアーを進行してソフトなカリスマを誇った彼には途方もないイメージダウンになったのは明らかだ。
結局、これによる名誉毀損に対する反訴を申し立てたキム・ヒョンジュンサイドは、「Aさんが去年キム・ヒョンジュンの暴行で流産して、それによる治療を受けたと主張したが妊娠及び流産の診断書がない。腹部に暴行を受けたと主張したがその診断書もない」と主張するところだ。
また実子如何の問題に対しても言及した。キム・ヒョンジュンと彼のご両親は赤ちゃんがキム・ヒョンジュンの子なら責任を持つという立場であるが、Aさんが日付と時間、妊産婦の名前が明示された正式な超音波写真を提出できないということ。キム・ヒョンジュンは、6月3日から産婦人科5ヶ所と整形外科2ヶ所に事実を問い合わせ返事書を提出し、現在は産婦人科3ヶ所と整形外科2ヶ所から結果を受け取った状態だ。
誰の言葉が真実かは、ふたりだけが知っている。終始一貫暴行による流産を主張しているAさんと、罪を認めながらも無分別な名誉毀損には耐えられないというキム・ヒョンジュンの間で、最後は誰が笑うのか長いどろ試合の結末に対する帰趨が注目されている。