俳優イ・ミンホが、映画「江南ブルース」で日本の観客と交流する時間を持った。
イ・ミンホは12日、パシフィコ横浜国立大ホールで「江南ブルース」の大規模試写会を2回にわたって進行した。「江南ブルース」は、10月に上映される。
試写会には約8000人余りの観客が訪ね、俳優イ・ミンホの初の主演映画に対する熱い関心を反映した。最近日本に進出した韓国映画試写会では最大規模で、日本人俳優でも簡単には動員しにくい記録だ。沈滞した日本のコンテンツ市場に再び韓流の火種を起こすきっかけになったという反応が出ている。
特にこの日は、朝日新聞など主力メディアが、イ・ミンホの演技を見るために訪ねた。日本サイドの関係者は、最近日本市場では韓国映画の成績不振で、大型プレミア試写会が難しかったが、イ・ミンホが演技のジャンルを変えたということだけでも日本の観客の関心を捕らえたと明らかにした。
今まで「花より男子」、「シティーハンター」、「相続者」などを通してイ・ミンホのスター性のある演技が主に知られていたとしたら、映画「江南ブルース」では強烈な演技的変身をした「俳優イ・ミンホ」を見ることができるという点で観客に新鮮さを与えた。
試写会を主観した日本サイドの関係者は、「『江南ブルース』が、江南圏を取り囲んだ荒っぽい男たちの欲望という、日本の観客には少し理解し難い内容であったにも関わらず、イ・ミンホの演技に集中する様子を見せ、一部の観客は多くの涙を流したりした。映画が終わった後には拍手が起こった」と伝えた。
イ・ミンホは忙しい日程を押して来日して試写会に参加し、GV(Guest Visit 観客との対話)では日本の観客と作品を通して交流し、演技に向けた真剣さを見せた。イ・ミンホはメディアとの出会いにも劣らないくらい観客との対話に多くの時間を割いて「交流する俳優」であることを見せてくれた。観客もイ・ミンホの人間的な魅力にまた再び度驚いたという反応だ。
「江南ブルース」は、10月17日から日本各地で封切りする。「江南ブルース」は、日本を含めて中国、台湾、香港、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、北米など海外14ヶ国で先行販売を完了して話題になった。