知らないのは日本人だけ⁉︎今話題の「Cupid」とは?


知らないのは日本人だけ⁉︎今話題の「Cupid」とは?

韓国ガールズグループ「FIFTY FIFTY」は、2022年に韓国でデビューした4人組。

1st EPアルバム『THE FIFTY』は、韓国の評論家雑誌『IZM』がこれまでガールズグループに与えた評価で過去最高の星4.5(満点は5)と評価したアルバム。

タイトルにもある「Cupid」という楽曲は、彼女たちが2023年にリリースしたシングルアルバム『The Beginning: Cupid』のタイトル曲。


K-POPグループの中で最短記録のデビュー4か月で、アメリカビルボードのメインチャート「HOT100」で100位、世界最大の音楽ストリーミングサービス「Spotify」では最新のグローバルバイラルチャート3位、アメリカチャートで3位、イギリスチャートでは2位を獲得するなど「今海外で最も熱いK-POP」として聴かれている。

また、Spotifyの月間リスナーは韓国ガールズグループ「TWICE」や「BLACKPINK」よりも高い2600万人越えの快挙を達成し、韓国ではこのムーブメントを「中小事務所の奇跡」として報道している。

「Cupid」は、レトロな感性がたっぷりつまったディスコビートとファンキーさが印象的な、軽やかで爽やかな楽曲。歌詞からは、4人の少女の内面が成長していく過程が表現されている。

「受け身な少女たちが主体的に変わる瞬間、無意識に依存していたキューピッドから離れ、恐怖に勝って変化する」というメッセージが込められているそう。

海外でウケている理由の一つとして、既存のK-POPと比べて発音が、やや英語よりに柔らかく仕上げていることが言えるだろう。楽曲の雰囲気を保ちつつも、まだアイドルとしては新人の彼女たちらしい”かわいらしさ”を失わない歌声が魅力的だ。


ちなみに「Cupid」のほかに「Cupid - Twin Ver.」もあり、こちらは全編英語詞である。曲自体は変わらないが、こちらも原曲の韓国語の発音を生かしつつ英語詞に変えているところがとても良い。

デビューしたての新人であるがゆえに、日本ではまだまだ知名度のない彼女たちだが、これを機に日本国内でもファンが増えてくれたらうれしい。

WOW!Korea提供

2023.05.01