裁判部はこの日、ヒムチャン側が提出した公判進行に関連する意見書について尋ねるとすぐに、ヒムチャンの弁護人は「被害者たちと円満な合意の方向で進めており、現在警察で調査が進行中の点を考慮してほしいといった趣旨で提出した」と答えた。
現在、最高裁で審理が進行中のヒムチャンの別の強制わいせつ事件まで勘案すると、すでに3件の女性強制わいせつ容疑だ。先立ってヒムチャンは2018年7月、キョンギ(京義)・ナミャンジュ(南楊州)市のペンションで、一緒に遊びに行った20代女性にセクハラした疑いで非拘束起訴された。ソウル中央地裁は1審で懲役10か月の実刑を宣告し、40時間の性暴行治療プログラム履修命令を下した。ことし2月の2審裁判部も原審と同じ判断を下して「逃走する憂慮がある」とヒムチャンを法廷で拘束した。1審判決を不服として控訴したヒムチャンは、2審判決にも不服として上告した。
この日、裁判に参加した被害女性2人の弁護人は「すべて合意の意思があり、現在金額や方法などを調整している」と話した。裁判部は、ヒムチャンの合意進行と追加容疑の併合起訴可否などをよく見た後、次の裁判で引き続き検討する予定だ。なおヒムチャンに対する第2次公判期日は、ことし5月17日に開かれる。
一方、2012年にデビューしたボーイズグループ「B.A.P」は、2018年8月にメンバー2人が脱退し翌年残りのメンバーの所属事務所専属契約が終了し、事実上解散となった。
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