同性婚のキムジョ・グァンス夫婦、「国民の4大義務を果たしたのに」涙で訴える

同性婚のキムジョ・グァンス夫婦、「国民の4大義務を果たしたのに」涙で訴える

映画監督のキムジョ・グァンスとレインボーファクトリー代表のキム・スンファン夫婦が同性夫婦の法的権利認定を求めて提訴し、初の審理に出廷した。

キムジョ・グァンス夫婦が、同性夫婦の法的権利を認めてほしいという韓国国内初の訴訟審理が6日午後3時に開かれた。キムジョ・グァンス夫婦は2013年9年、結婚式を挙げた後、同年12月にソウル市西大門区に婚姻届を提出したが、区庁側は「同性間の婚姻は民法上の“夫婦”としての合意と見ることはできず、無効だ」という趣旨で不受理の通告をした。

これにキムジョ・グァンス夫婦は、婚姻の自由と平等を規定した憲法第36条1項により、婚姻に対する民法規定を解釈すれば、同性婚も認められる」とし、ソウル西部地裁に同性間婚姻届の不受理不服の訴訟を起こした。

キムジョ・グァンス夫婦はこの日、法廷の前で審理に出廷する心境を明かした。キムジョ・グァンスは「私は大韓民国で国民の4大義務を果たし、軍隊にも行って来た」とし、「なぜ私は韓国国民にもかかわらず、こうして法廷で涙を見せながら訴えなければならないのだろうか」と述べた。

また「私たち夫婦の裁判が開かれるという記事に、無数の嫌悪感を示すコメントが書かれているのを見た。ただ私たちの関係を認めてほしいということだけなのに、なぜそんなに嫌悪感を向けられなければならないのだろうか」と述べながら、涙を見せた。

WOW!korea提供

2015.07.06