俳優ハン・ジョンス、親友故キム・ジュヒョクさんの死去後パニック障害と睡眠障害を患っていると告白…「この5年笑ったことがない」


韓国の俳優ハン・ジョンスが親しい芸能界の同僚だった故キム・ジュヒョクさんの死亡後、つらい日々を送っていると告白した。

ハン・ジョンスは24日に韓国で放送されたChannel Aのバラエティ番組「オ・ウニョンの重宝相談所」で、「4、5年前ほどからパニック障害と睡眠障害を患っている」と告白した。

彼は「パニック障害を初めて感じた場所は映画館」としながら、「心臓がどきどきして呼吸ができなくて映画を観ていた途中に外に飛び出した」と説明した。続けて「その後、睡眠障害もやってきて睡眠薬を飲まないと3、4日間夜を明かしても眠れない」と付け加えた。

ハン・ジョンスは「振り返ってみると一番親しい友人だったキム・ジュヒョクさんが亡くなったのが、パニック障害がやってきたきっかけだった」と明かした。彼はさらに「当時この世に僕一人残された感じを受けた。『この世に僕一人だけだな』という気がずっとしてつらかった」と述べた。

MCを務める精神科医のオ・ウニョンは「その事件によってあまりにも大きな喪失感を感じているようだ」と不憫に思った。

ハン・ジョンスは「そのことを経験する前までは僕はとても明るい人間で、むしろいつもアップされている状態であるのが問題だった。ところがその件の後、180度変わった」としながら、「僕のような性格を持つ人にパニック障害や睡眠障害がやってくると予想できなかった」と述べた。


キム・ジュヒョクさんは2017年10月に交通事故で亡くなった。ソウル・カンナム(江南)のヨンドン(永東)大路付近で、自身のベンツSUV車両を運転していたところ、グレンジャー車両に追突し、車両が転覆した後、病院に運ばれたが意識を回復できなかった。

ハン・ジョンスは「いろいろな検査をした後にも明確な事故の原因が出てこなかった」と残念がった。続いて「(キム・ジュヒョクさんの)元恋人に、運転をしていて『とても疲れた』と言って途中で車を止めて2、30分ほど休んで、また運転したことが何度かあると話を聞いた」と付け加えた。

ハン・ジョンスは「この5年間、楽しく笑ったことが一度もない。テレビで面白い番組を観ても笑顔が出ず、ほとんどの対人関係も絶った」と述べた。

オ・ウニョンは「愛して大切な人を見送ったときに経験する心的外傷後哀悼症候群のようだ」と診断し、ハン・ジョンスの日常回復を応援した。

WOW!Korea提供

2023.03.25