それと共にパン・シヒョク議長は「SMの支配構造を解決したことに満足し、HYBEらしい選択をしたことに満足する」と付け加えた。
先立って先月、イ・ソンス、タク・ヨンジュンSMエンターテインメント共同代表取締役は「SM 3.0」を発表。イ・スマン前総括プロデューサーの単一プロデュースから、マルチ制作センター/レーベル体系への変化を推進する」とし、「カカオとの戦略的提携を行う」と明らかにした。
これに対し、SM創業者であり筆頭株主のイ・スマン前総括はSM理事陣がカカオに第三者割当の方式で約1,119億ウォン相当の新株と約1,052億ウォン相当の転換社債を発行することを決議したことが違法だとし、新株および転換社債発行禁止仮処分申請をした。
そして、イ・スマン前総括は、HYBEが保有していた持分18.46%のうち14.8%を4228億ウォンで買収した。だが、SMの株価が上がり、HYBEの買収計画に支障が生じ、結局カカオが勝機をつかむことになった。カカオは26日までに予定されている公開買収を計画通り進め、追加持分を確保する予定だ。
パン・シヒョク議長は「突然イ・スマン氏から連絡があり、(私に)持分買収について聞いた。過去に私たちが買収に反対した多くの要因が消え、今(買収を)行っても良いと判断して買収することにした。その後、市場が過熱したり、思った以上の激しい買収戦は予想外だった。長い間SMについて考えてきたため、明確な価値があった。ある瞬間、価値を越えてしまうと思う瞬間があって悩んだ」としてSM買収を諦めることになった背景を明らかにした。
続いて「合意の途中、イ・スマン氏に話せなかった。 終わってから選択した理由を明らかにした。特に感情を表に出さなかった。ありのまま話すのであれば「勝てるのにどうしてやめるんだ」とおっしゃった。失望されたのか確認できず、失望されたとしても私のような後輩の前で『非常に失望した』とおっしゃるとは思えない」と付け加えた。