俳優チャン・ドンユン、「オアシス」輝く演技力が好評… “水を得た魚”

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

お茶の間劇場にカムバックした俳優チャン・ドンユンがポテンシャルを爆発させ、勢いのある演技力で好評を得た。

今週初放送を開始したKBS2の新月火ドラマ「オアシス」は、1980年代から1990年代まで激変が続いた韓国を背景に、自分だけの夢と友情、そして人生にたった一度の初恋を守るために激しく身を投じた3人の若者たちの物語を描いたドラマだ。しっかりとした作品性と俳優たちの好演がシナジー効果を呼び起こし、初放送から話題を集めた。


チャン・ドンユンは劇中で明晰(めいせき)な頭脳と澄んだ魂を持っているが、運命に逆らえずゆがんだ人生を送ることになるイ・ドゥハクを演じた。 激動の時代の中で初々しい笑みを浮かべた少年は、続く不運に遭遇し、次第に傷ついた目つきの青年に変わっていく。チャン・ドンユンは渾身の熱演でイ・ドゥハクを生き生きと描き、視聴者の視線をとらえた。

配役に合わせ肌の色を果敢にトーンダウンしたチャン・ドンユンは、70年代の純朴な田舎少年ドゥハクに完璧に変身し、温かい笑いを伝えた。 満員バスに苦しめられたり遅刻して先生に殴られながらもちゃめっ気のある笑顔を隠さず、一目で心を奪われたジョンシン(ソル・イナ)にラブレターを書くドゥハクの学生時代は昔の思い出を召喚させ共感を集めた。

(2ページに続く)

2023.03.08