CRAVITYの新曲「Groovy」を聴いてみた!


CRAVITYの新曲「Groovy」を聴いてみた!

「CRAVITY」は、2020年にSTARSHIPエンターテインメントからデビューした、9人組のボーイズグループ。

2022年9月に発売したEPアルバム『NEW WAVE』から、約5か月ぶりにEPアルバム『MASTER : PIECE』でカムバックした。

今回は、新アルバム『MASTER : PIECE』のタイトル曲「Groovy」をレビューする。

新曲「Groovy」は、2000年代のレトロポップとヒップホップがふんだんに使われた、「Electro-Funk」というジャンルの曲。一緒に歌いやすいキャッチーなメロディー、そして曲名にもなっている“Groovy”な雰囲気が印象に残る。

ヒップホップといっても強く響き渡る低音のビートではなく、この曲の場合は“ノリ”がとてもヒップホップ的なように思う。聞いているだけで、体が勝手にリズムを取ってしまうような。

そして、ダンスの緩急がとても良い。Aメロ・Bメロ・サビと、複雑すぎない振り付けで真似しやすく、間奏ではメンバーのヒョンジュンを中心として、“ダンスの見せ場”をしっかりと作ってくれている。

すぐに歌えるほど覚えやすいメロディー、聴いているだけで盛り上がってしまうポップな曲調、ハードすぎない振り付け。これらは、去年発売したEPアルバム『NEW WAVE』のタイトル曲「PARTY ROCK」からCRAVITYにみられる傾向だ。

他のボーイズグループとはまた違った独自の路線で、着実に自分たちのジャンルを作り上げていっているCRAVITY。新曲「Groovy」は、そんな彼らが“CRAVITY”というジャンルを確立していくための、大事な1曲になっているように思える。

WOW!Korea提供

2023.03.07