新ボーイズグループ8TURNのデビュー曲「TIC TAC」をレビュー!


先月デビューした新ボーイズグループ8TURNのデビュー曲「TIC TAC」をレビュー!

韓国ボーイズグループ「8TURN」は、MNHエンターテインメントが初めて輩出するボーイズグループだ。メンバーのなかには、過去にオーディション番組「I-LAND」や「少年24」に出演し、既に大衆的な人気があるメンバーも存在している。
練習生時代には「B.O.M(Boys Of MNH)」として活動をしていたが、先月満を持して1stミニアルバム『8TURNRISE』でデビューした。


今回は、そのデビューアルバムのなかからタイトル曲「TIC TAC」をレビューしていこうと思う。

アルバムのテーマは「決まりきった世界のなかでもどかしさを抱えながら生きてる者に、主体的な人生を生きられるように視点を変えようとする少年たちの物語」。

曲自体はハードポップとラテンが合わさったような、アーバンヒップホップスタイルの曲で、ノリがとても良く、サビの歌詞もメロディーラインもキャッチーなのが特徴。

この曲の作詞は、2002年の韓国歌手「BoA」「Listen to My Heart」に始まり、最新では韓国ガールズグループ「Red Velvet」スルギのソロ曲「28 reasons」まで作詞した「チョ・ユンギョン」が担った。恐らくK-POP好きなら絶対に聞いたこのある人気曲には、この方の名前がクレジットに載っているであろう。韓国の音楽業界において、20年以上第一線で活躍している作詞家だ。

さらに、作曲には国内外のアーティストに曲を提供している、Christian Fast,、Gabriel Brandes,、John Marsが共同作曲として参加している。

この曲の制作に携わった作詞家や作曲家は、これまで多くのSMエンターテインメント所属のアーティストとの仕事をしてきている。なので、個人的にはこの曲はかなりSMエンターテインメントっぽいテイストに仕上がっていると感じた。(NCTの曲が好きな人はきっとハマると思う…)


「TIC TAC」という曲名は、止まっているスケートボードを左右に動かし推進力を作る技の名前から名づけられている。この世界が決まった物事のようにただ直線で生きていく人生ではなく、自分が心から思い描くものを探すための人生であることを比喩している。
未来のために今何かを諦めるのではなく、「ただ今を楽しめ」という自分の感情に素直な現代の若者の気持ちを代弁するような歌詞である。
「俺らは暴れて ルールを変え 飛び込んで行け 新しい夜明けよ(new dawn)」

WOW!Korea提供

2023.02.01