昨年10月にデビュー13周年を迎えたHIGHLIGHT。メンバー全員がドラマや映画、ラジオ、司会業など幅広い分野で活躍しており、昨年11月にリリースしたミニアルバム「AFTER SUNSET」は、カムバック初日に韓国の音楽チャート1位を獲得するなど、いまだ衰えない人気の高さを証明した。そして、デビュー13周年を記念して韓国で行われたファンコンサートが日本にも上陸。1月19日(木)に「2023 HIGHLIGHT FANCON [FIELD DAY] in JAPAN」を東京・中野サンプラザで開催した。
今回のイベントのコンセプトは“運動会”。1人ずつ選手として呼び込まれ、メンバーカラーのジャージを着たドゥジュン、ヨソプ、ギグァン、ドンウンがステージに登場した。大阪公演ではヨソプと1点差で、惜しくも2位となったギグァンは「今日のチャンピオンは僕だ!」と、気合十分。対して、「あまり心配していません。この座を脅かす人はいません」と自信たっぷりのヨソプ。末っ子のドンウンもギグァンを真似て「チャンピオンになるのは僕だ!」と宣言するものの、「(韓国、大阪公演を通して)ドンウンは統計上ビリ。むしろ同情する」と、哀れむドゥジュンに会場からも笑いが漏れた。
1種目目は、1対1で戦うカードめくり。表裏が赤と青になっているカードを床に並べ、制限時間内に自分の色のカードになるよう引っくり返しあうゲームだ。カードの中にはペナルティカードもあり、「ハート3セット」と書かれたカードを引いてしまったギグァン。「ボン!ボン!ボン!」という掛け声とともに胸の前で作ったハートを前に押し出すギグァンの姿がドゥジュンのツボにハマり、一人笑い転げていた。
1種目目の決勝戦は、ジャージの中にカードを隠したり、大量に積み上げたカードを一気に引っくり返したり、反則ギリギリ(?)の技で勝ち残ったドゥジュンと、韓国・大阪公演ずっと1位独走中のヨソプとの対決となった。最終的に、お互いに大量のカードを抱え込み、どちらのカードも引っくり返せない状況に。抱え込んだカードの枚数を数えると、なんと同点。勝敗は、コイントスのようにカードを宙に投げ、出た面の色で決めることになり、見事ドゥジュンが1位を勝ち取った。
2種目目は、2対2のチーム戦。ドゥジュン&ドンウン、ヨソプ&ギグァンがそれぞれペアになり、1人が投げたスリッパを、もう1人が背負うカゴに何個入れられるかを競う靴キャッチゲームに挑戦した。まずはヨソプ&ギグァンのペアからチャレンジ。ギグァンが投げたスリッパが真上や後方など色んな角度に飛んでいくなか、俊敏に動いてキャッチしていくヨソプ。続いて、ドゥジュン&ドンウンのペアは、ドンウンの正確なコントロールで、次々とドゥジュンの背中のカゴにスリッパを飛ばし、大量得点となった。もう1ターン戦い、またもや勝負は同点に。サドンデス対決の末、ヨソプ&ギグァンのペアが勝利した。このゲーム中、ドンウンが集中するために肩を揺らして脱力するポーズに、他のメンバーが大ウケ。3種目目が終わるまで、ことあるごとにメンバーたちはドンウン発案の脱力ポーズをマネしていた。
3種目目は、団結力が問われる団体戦。6つのミッションを99秒でクリアしなければいけないリレーゲーム。ヨソプがお箸で丸いチョコを移動させるミッション、ドンウンが少量の水が入ったペットボトルを投げて上手く立たせるミッション、ギグァンがおもちゃの鉄砲でペットボトルを倒すミッション、ドゥジュンがサッカーのリフティング10回のミッションを順番に成功させていき、1人3回ずつ馬跳び、さらに長縄で4人全員で5回跳んだらクリアというやや難易度高めなミッション。2回目の挑戦で何とかクリアできたものの、満身創痍なメンバーたち。しばらく立ち上がれないぐらい、全力でミッションに挑戦した4人に会場からは大きな拍手が送られた。
全種目を終え、ついに結果発表。韓国・大阪公演に続き、東京公演でもヨソプが1位に輝き、圧倒的な強さを見せつけた。ギグァンからトロフィーに見立てたペットボトルを渡されたヨソプは、授賞式さながらの感極まった様子で「こんな素敵なトロフィーをもらえて光栄です。この賞をみなさんに捧げます」とあいさつし、会場を笑わせた。
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