韓国の映画女優ユン・ジョンヒ(本名:ソン・ミジャ)さんがフランス・パリで死去した。78歳だった。
20日、映画界によると、ユンさんは19日(現地時間)パリでこの世を去った。
ユンさんはこれを前に、アルツハイマー型認知症の闘病中であることを明かしていた。ユンさんの夫でピアニストのペク・コヌ(76)が番組を通して「正直、アルツハイマーを患っているというのは良いニュースではない。だが、もう隠せない段階まで来て、ユン・ジョンヒを愛する人たちも知るべきだと思った。もう画面に出るのはできないから、知らせる時が来たんだと思った」と伝えている。
ユンさんの遺作は2010年イ・チャンドン監督の映画「ポエトリー アグネスの詩」だ。同作で、国内外7つの映画祭で主演女優賞に輝いた。
一方、ユンさんは1967年に「Sorrowful Youth」でデビューし、1976年にペク・コヌと結婚。その後、娘が住むフランス・パリに移住した。
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