スポーツ界から芸能界にまで広がっていたブローカーによる兵役不正の手口とは?


韓国ボーイズグループ「VIXX」メンバーのRAVI(29/本名キム・ウォンシク)が兵役法違反容疑で立件され、ブローカーを通じた兵役不正が芸能界にまで広がっていることが分かった。

12日、東亜日報などによると、ソウル南部地検は昨年拘束した兵役不正ブローカーの男の携帯電話をフォレンジック調査しているとRAVIから兵役関連の相談を依頼されアドバイスしている状況が把握でき、男の携帯電話からはRAVIの兵役判定に関する書類などが見つかったという。

兵役不正ブローカー集団は、相談を依頼してきた入隊予定者たちにソウル市内にある大学病院の神経科医を紹介して、その医師からてんかんなど虚偽の診断書を受け取る方法を伝え、身体等級を下げて兵役を免れられるようにした。そこで数千万ウォン(数百万円)から最大1億ウォン(約1000万円)の手数料を受け取った容疑で昨年12月21日に拘束起訴された。

ブローカー集団はプロスポーツ選手などの有名人の身体等級を下げて兵役を減免したという事実を宣伝していたという。バレーボール選手のチョ・ジェソン(28/OK金融グループ)がてんかんを偽って兵役を逃れたことを認めた。ブローカー集団は有名ラッパーも自分たちが手伝って身体等級4級にしたと主張したが、検察の調査でRAVIもてんかんだという偽の診断書で身体等級を下げて社会服務要員になったことが確認された。

WOW!Korea提供

2023.01.13