ドラマ「プロデューサー」、自己最高視聴率17.7%で有終の美

20150621-プロデューサーKBS2TV金土ドラマ「プロデューサー」が自己最高視聴率で幕を閉じた。

同ドラマは、20日に放送された12話「長寿バラエティー番組の理解」編をもって終了。視聴率調査会社ニールセンコリアによると、最終回は自己最高視聴率の全国基準17.7%、首都圏基準17.9%を記録した。

最終回で、ラ・ジュンモ(チャ・テヒョン)とタク・イェジン(コン・ヒョジン)はついに、25年の友情を恋愛に発展させた。ジュンモは25年間、イェジンのそばにいるためにしていた努力が習慣ではなく、愛だったことを告白し、イェジンを感動させた。

また、ジュンモは「1泊2日」のメーン演出家として3カ月の時間を確保し、イェジンは変わらず自分の主観と考えが明確なPDであることを示した。ペク・スンチャン(キム・スヒョン)は、PDとして少しずつ成長している姿を見せた。特に、スンチャンが作った「1泊2日の予告編」がネットユーザーから愛され、スンチャンは自分の役割を着実に果たし、さらにプロらしくなった。

ピョン代表(ナ・ヨンヒ)と決別したシンディー(IU)は個人事務所を立ち上げ、独り立ちした。これまで享受していた多くのことを諦めたが、笑顔があふれていた。このようにテレビ局に通勤する人々の平凡な日常が再び始まったことを描き、平凡だが美しい結末を迎えた。

「プロデューサー」は初回放送から、アイデンティティーが曖昧だという指摘を受け、懸念される状況の中でスタートしたが、2話から面白さに弾みがつき、安定した推移をみせた。 “テレビ局で恋愛だけするドラマ”ではなく、仕事への理解や愛という感情をうまくミックスしたエピソードが大きな見どころになった。

2015.06.21