今回は、解散危機を克服したレジェンド級のK-POPガールズグループを3組ご紹介!
「OH MY GIRL」
韓国ガールズグループ「OH MY GIRL」は、2015年に結成した6人組だ。
WMエンターテインメント所属のボーイズグループ・B1A4の妹グループとしてデビューし注目を集めたが、大企業のガールズグループのデビューと比べると、当時中小企業の事務所からのデビューだったことから、こじんまりとしたプロモーションだった。そのため、デビュー時から認知度があまり高くないガールズグループであった。
彼女たちが音楽番組で1位を取ったのは、デビューしてから3年、1009日が経った2018年。5thアルバム『Secret Garden』の同名タイトル曲で初の1位を獲得した。当時「OH MY GIRL」は「地上波の音楽番組で1位を取るまで、歴代で1番時間がかかったガールズグループ」として話題になった。
その後は、「五番目の季節」「Nonstop」「Dolphin」「Dun Dun Dance」などの大ヒット曲を連発し、現在も大人気のガールズグループの1つとなった。
「EXID」
韓国ガールズグループ「EXID」は、2012年にデビューした5人組だ。韓国でも有名な音楽プロデューサーである「新沙洞の虎」がプロデュースを務めるも、デビュー時は全く認知度がないグループであった。当時音楽番組出演後に行われたミニファンミーティングでは、集まるファンは10人程度ととても少なく、そこからも認知度や人気の低さが窺えるだろう。
そんな彼女たちの環境が一気に変わったのが、デビューから2年後の2014年だ。8月に「Up&Down」という曲をリリースするもチャートの50位以内にも入らず、本来の活動期間よりも短く活動を終了した。だがそこから3か月後、あるイベント会場にて「Up&Down」を披露した彼女たちをファンが撮影し、YouTubeに投稿した。その中でも、ハニのパフォーマンス映像がきっかけで人気に火が付き、11月28日にMnetチャートで1位を獲得後、音楽番組の出演を再開させた。翌年の音楽番組でも1位を獲り、その現象は「チャート逆走アイドル」としてグループは爆発的人気となる。
その後も「Ah Yeah」「Hot Pink」「L.I.E」等の曲をヒットさせた。2019年、2020年はメンバーそれぞれが事務所との契約解除を発表したが、その後も日本でのライブツアーや、韓国国内でデビュー10周年記念シングル『X』を発売するなど、グループ活動を継続している。
「Brave Girls」
「Brave Girls」は2011年にデビューした4人組アイドルだ。彼女たちの事務所は、YGエンターテインメントより独立したカン・ドンチョル(Brave Brothers)とその仲間によって設立された事務所ということで有名であったが、彼女たち自身のグループはデビュー時には注目を集めたものの、デビューから10年間は全く知名度がない状態であった。
ターニングポイントとなったのは、2017年に発売された「Rollin’」という曲を陸軍慰問公演で披露したことにある。発売から4年が経った2021年に、当時(2019年)の公演時に撮影した動画がアップロードされ、それが瞬く間に話題となり、2021年の2月には音源チャートで1位を記録した。「Rollin’」は発売当初、最高192位だったのを見るとその人気っぷりが分かるだろう。
この現象は先ほど紹介した「EXID」に続く「チャート逆走アイドル」として話題になり、この現象をきっかけに音楽番組に再出演し、1位を獲った。
WOW!Korea提供