MBN「高校生ママパパ2」が10代前後の妊娠だけではなく、未成年者と成人の妊娠まで繰り返し扱い、非難が殺到している。視聴者たちは「高校生ママパパ2」側の主張に果たして共感できるだろうか。
6日、MBN「高校生ママパパ2」の視聴者掲示板には自身をイ・インチョル弁護士だと明らかにしたある作成者が書いた文がアップされた。彼は現在「高校生ママパパ2」に専門家として出演している弁護士でもある。
最近、「高校生ママパパ2」予告編には19才で妊娠し、母親になった「高校生ママ」とそれより11才年上の30才で父親になった夫が登場した。夫婦は結婚し、家庭を築いていたが、出演者の中で年齢差が大きいうえに、未成年者と成人間の交際および妊娠だったという点で、彼らのメディア露出に対する憂慮が集まった。視聴者掲示板には番組廃止を要求する非難がほとんどである。
これと関連し、イ弁護士はこの日「今回は夫が直接スタジオに出演したが、私が『30歳なら知るべきことを知っている年齢なのに、当時彼女がまだ高校生で妊娠させたのは一線を越えたこと』と『苦言』を呈した」と指摘した。
続けて、彼は「夫も本人の行動に対して反省している様子だった。そして、夫はより一層妻と妻の家族に最善を尽くして頑張ろうと孤軍奮闘している」とし、「高校生ママパパたちの不注意な行動に対しては批判をするのが当然だ。私は彼らの軽率な選択と行動に対しては厳しい忠告と助言をしており、同時に彼らに法律的な支援と後援をしている」と話した。
その一方で、「本人の人生を犠牲にしながら難しい選択をし、大切な生命を産んで育て、熱心に生きようと努力している高校生ママパパたちには激励も必要だと思う」と非難に対する考えを明らかにした。これは10代の性を隠すことなくスポットライトに当て、若くして親になった人々に対する偏見を消そうとするという「高校生ママパパ2」の企画意図とも合致する説明だ。
それでも賛否両論は続くものと見られる。結果的な話とは別に、身体と精神が未熟な未成年者と、成人の出会いにどれほど多くの視聴者が共感できるかは依然として疑問符が残る。また、未成年者と成人の話を扱ったのは今回が初めてではないため「高校生ママパパ2」側の刺激的な話構成も大きく批判されている。果たして「高校生ママパパ2」の本日(6日)放送は視聴者たちを説得できるか注目される。
WOW!Korea提供