AIニュースキャスターから音声記者まで…Arirang TV、MAXプロジェクト試演会=韓国

韓国の「Arirang TV(アリラン国際放送)」がMetaverse(メタバース)、AI(人工知能:Artificial Intelligence)、XR(Extended Reality:拡張現実)融合プロジェクトである“MAXプロジェクト”を試演した。

Arirang TVは12月2日社屋にて、これまで次世代メディア革新課題として推進して来たMetaverse、AI、XR融合プロジェクトの“MAXプロジェクト”を試演した。MAXプロジェクトという次世代メディア融合技術を活用した放送実用化R&Dプロジェクトだ。MAXプロジェクトのMAXはMetaverseのM、AIのA、XRのXの略字で融合技術を活用したアリラン国際放送のメディア革新先導ビジョンだ。

MAXプロジェクトはArirang TV技術研究所が2021年下半期から企画し15の中小ベンチャー、協力社と共に1年余りの期間をかけて推進したという。現在までAIニュースキャスター、AI音声記者、AIニュースプロンプター開発実用化が進行されておりK-meta worldサービス、Arirang TV Smart Live Studio製作サービスとして融合。放送革新を先導している。

AI(人工知能)分野はメディア革新融合技術を活用した経営合理化を目的として推進した。AI分野として今後ストレート、週末ニュースを運営することとなるアリランのムン・ゴンヨンAIニュースキャスター、取材記者のダビング業務を代替するアリラン音声記者の試演が行われた。記者はダビングルームを利用せず本人のノートパソコンからテキストを入力するだけAIが記者の音声とトーンでニュースを活き活きと伝え、取材映像を作ることができるようになった。また、世界で初のAIニュースプロンプターを披露した。“AIニュースプロンプター”はプロンプターにあるテキストをニュースキャスターが読み始めると、AIが音声を認識しプロンプターにある原稿を自動で残すシステムだ。アリランAIニュースプロンプターは特許出願中であり来年からニュース番組に実践的に配置されていく予定だ。

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2022.12.03