韓国BLドラマ「セマンティックエラー」で話題のジェチャン(DKZ)!俳優としての活動を振り返ってみる


今年世界中で大人気となった韓国BLドラマ「セマンティックエラー」で主演を務めた、韓国ボーイズグループ「DKZ」ジェチャンのこれまでの俳優活動を紹介!

2019年にアイドルとしてデビューしたジェチャン。

俳優として活動し始めたのは、デビューした2019年のウェブドラマ「好きでチャンネル登録中」からだ。

ウェブドラマ「好きでチャンネル登録中」では、主人公アソがロールモデルとしているクリエイターカン・ホン役を演じた。
そして2020年には「好きでチャンネル登録中2」を始め、5本のウェブドラマに出演。そのほとんどが学生役で青春ドラマ作品であった。その中でも、ウェブドラマ「前進あるのみのロマンス」では劇中で女子高生のソダムに片思いする学校の人気者ソダム役を演じ、それまでの作風とは異なるラブストーリーにも挑戦した。

2021年にはウェブドラマ「I:love:dm」に出演。アイ芸術高校の放送部を舞台に、部員たちのラブストーリーを描いたドラマだ。ジェチャンはこの作品で、放送部のリーダーで先輩のウンジに片思い中の後輩ジェチャン役を演じた。ちなみにこの作品では役名と芸名が同じである。
前作でもラブストーリーを主体とした作品に出演していたが、こちらの作品はどちらかというとラブコメに近い。テンポもよく、翌年に出演する「セマンティックエラー」の役柄と少し似た、不器用な性格をしている高校生を上手く演じていた。

そして、今年2022年に大人気となった韓国BLドラマ「セマンティックエラー」にサンウ役で主演を務めた。この作品は同名小説を原作とし、WATCHAのオリジナル作品として配信された。作品はコンピューター工学科に通う融通の利かない“陰キャ”のサンウが、視覚デザイン科の4年で自己中心的で変わり者の“陽キャ”の先輩ジェヨンと最悪な出会いをしたことから始まる物語である。
ドラマ配信直後には、原作小説の売上が916%増、ウェブトゥーンは前月対比売上が312%増、販売数量は340%増を記録し、ドラマのフォトエッセイは出版後2週間で3万部以上の売上を見せた。
さらに、ジェチャンが所属する「DKZ」の楽曲「CRAZY NIGHT」と「LUPIN」が韓国音楽配信サイトのチャートで逆走するなど、作品を超えてグループの人気も獲得した。CD売上もこれまでより約100倍増加したそうだ。
韓国内のみならず台湾や日本など、海外でも作品の人気は急上昇し話題となった。
個人でも、広告や雑誌の単独表紙、インタビュー、バラエティー・ラジオ番組の出演、ウェブコンテンツの参加など、去年と比べると何十倍、何百倍の仕事量が見て取れる。

ジェチャンは「セマンティックエラー」で「第1回青龍シリーズアワード」で人気スター賞、「2022今年のブランド大賞」で演技ドル賞、そして「2022 APAN STAR AWARDS」では男性俳優人気賞と主演パク・ハソンと共にベストカップル賞を受賞した。

次回作はまだ未定のジェチャンだが、出演作がこれほどまでに人気となると、次の作品を選ぶのも慎重になりそうだ。だが、「セマンティックエラー」以前の作品が彼の演技力を徐々に安定させていったように見えるだけに、これから本格的な商業作品で色々な表情の彼を見れるかもしれないと思うと、楽しみで仕方がない。グループ活動も並行しながらになるが、これからも活躍の場を広げていってほしい。

WOW!Korea提供

2022.11.16