実際に、ネット上には今回議論されている映像のほかに、メンバーたちの老練が際立つステージ映像も、多く上がっている。それにも関わらず、一部の映像だけ持ってきて、まるで「BLACKPINK」のコンサートがすべてお粗末だとけなすのは不当だ。
彼女たちだけでなく、韓国国内外の歌手のコンサートを見ていれば、約2時間のステージで振り付けを間違える時もあるし、歌の音程をはずす場合も往々にある。だがそれがコンサートであり、ライブだ。滑らかで完璧に編集された音楽番組やミュージックビデオとは違う。コンサートでは、歌手が間違える瞬間まで、そっくりそのまま観客と呼吸するから“生きている音楽”なのだ。
「BLACKPINK」がいくらワールドスターになったと言っても、批判されない理由はない。一部で間違いがあったのなら、堂々と批判され、反省して補えば良い。ただ、間違いに比べて過度な叱責は、批判ではなく非難だ。今や否定できないK-POPを代表するガールズグループになった「BLACKPINK」だ。悪意ある非難に流されることのないよう、私たちも見極めていかないといけない。
WOW!Korea提供