俳優イ・ビョンホン、映画「甘い人生」公開時でのガラガラの舞台あいさつに「困り果てた」…「27th BIFF」イベントでエピソード語る

これに対しイ・ビョンホンは「監督がこの話をプロモーションの時も続けていらっしゃったが、その時はこれがどういう意味なのか分からなかった。なぜなら劇中で僕がメロドラマを撮ったりカッコいいふりをしながら登場したのではなく、血まみれのビジュアルにヘアスタイルも気を遣わず、アクションでボロボロな姿だけで出てきたから。それで当時には美しいというその言葉が何を言っているのか分からなかったが、きょう観たらやと分かった」と目新しい感慨を語った。

イ・ビョンホンは「17年ぶりに『甘い人生』をまた観たが、このように長く過ぎた映画なのにやはり演出のおかげなのか、ひとつもダサいという気がしなかった」とし、「むしろ今公開しても観客の方々がとても喜べる映画だろうと思った。とても洗練された感情、演出、絵、音楽何ひとつ欠かせない、そんな映画だと思う。僕が出演したが非常に誇らしい作品」と強調した。

彼は「実は以前の映画を観ながら、どれほど恥ずかしく顔が赤くなる瞬間が多いのか心配をした。決まり悪い場面が観えるが思ったよりよかった。演技の上手さや巧みさの次元ではなく、何だかとても新鮮で生き生きした感じがする。『あー、ああいう気持ちで演じたんだな』と次々と思い出され、むしろ新しかった」と重ねて述べた。

またイ・ビョンホンは最近の近況を明かしたりもした。彼は「ドラマ『私たちのブルース』が終わってからずっと休んでいる。これまでできなかったことをして、それなりに友だちにも会い気楽に過ごしている」と述べた。

特にイ・ビョンホンは「まだある作品がすぐ前にあるわけではない」としながら、「Netflixの『イカゲーム』のシーズン2を来年に撮影するという程度だけ確定されている。その前にはどんな作品をやることになるのか分からない」と言及した。

WOW!Korea提供

2022.10.10