”アジア人初”となる米「エミー賞」主演男優賞受賞の快挙を成し遂げた「イカゲーム」主演の韓国俳優イ・ジョンジェ(49)が、「”ソン・ギフン”によって、言語は重要ではないことを証明した」と喜びを明かした。
米テレビ芸術科学アカデミーは12日(以下、現地時間)、ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで「第74回エミー賞(Emmy Award)」授賞式を開催した。
俳優イ・ジョンジェは、Netflixシリーズ「イカゲーム」の”456番”ギフン役で「TVドラマ主演男優賞」に選ばれた。
受賞後、イ・ジョンジェは「ここに来て、よく質問されるのが『非英語圏コンテンツが、どのようにして世界の多くの視聴者から愛されたのか』ということだ。また『英語以外の言語で主演賞を手にすることができるか』という質問もたくさんの記者から聞いた」と言及。
イ・ジョンジェは「きょう、この賞をいただいて、もう一度それらの質問を受けた。わたしの回答は『演技者は、必ず英語だけで表現するのではなく、さまざまな方法で表現できる。演技において、言語が異なるということは重要ではないということを”ソン・ギフン”を通じて証明できたと思う」とし、「ストーリーやテーマを互いに疎通する方法はいくつかあるから、方法さえ通じれば、テーマがより重要なのだと思う。伝える方法は演出的にも、演技的にもたくさんあるから、テーマが重要だ。『イカゲーム』がそれに符合したようで、とてもうれしく思っている」と語った。
「イカゲーム」は、非英語圏(英語以外の言語)作品として初めて「エミー賞」にノミネートされ、監督賞と主演男優賞を含め”6冠”に輝いた。
WOW!Korea提供