「インタビュー」イ・ジェウク、「還魂」の終了の心境…“みなさんが愛してくれたチャン・ウクは消えていない”

Q. チャン・ウクのロマンス演技も欠かすこともできないと思う。「チャン・ウク有罪」という言葉が出るほどロマンスの眼差しが話題だったが、このような反応に同意するか?
A. ロマンスやブロマンスなどで視聴者のみなさんがたくさん愛してくださって本当に感謝した。ムドクに対する感情を肯定的に見てくださったようでいっそう感謝した。
「チャン・ウク有罪」は、ユン・オクと一緒にいる場面でよくそんな反応を見せてくださったようだが、ユン・オクがチャン・ウクに対する思いを抱くことになったのは、チャン・ウクの行動と眼差しが誤解を招いたためだという。チャン・ウクもこれを知っているように見えた。「相手から一方的な好意を受けたからと言って、私を軽い人だと見るのは悔しい」というセリフがあるが、これはチャン・ウクが間違っていたと思う。私もチャン・ウクが有罪だと思う。

Q.イ・ジェウクが選んだ「環魂」の名場面や名セリフがあるか?
A. 最も記憶に残るシーンは、3部のエンディングだ。殴られて起きたチャン・ウクが笑って見せるが、撮影当時は怪我をしてもひるまないように努力すると、自然に笑いが出た。きっと痛くて崩れそうだっただろうが、退くことなく、かえって爆発的なチャン・ウクの姿が描かれた。この場面でチャン・ウクというキャラクターが最もよく表現されたと思う。

Q. 「環魂」のチャン・ウクによってイ・ジェウクのファンになったという人々が多い。イ・ジェウクが考えるチャン・ウクの魅力は何か?
A. チャン・ウクは放棄することを知らない人物だと思う。命を失うような何度かの危機を経ながらも結局自分自身が成すべくことを成し遂げる。こんなチャン・ウクの意志と粘りが視聴者のみなさんの心をひきつけたのではないかと思う。自らもチャン・ウクを演じながら多くのことを学んだ。

Q. 「還魂」でチャン・ウクと別のキャラクターのコンビも際立った。秘訣があるか。
A. まず撮影の雰囲気が本当に良かった。同年代の俳優たちが多く、よりいっそう通じ合って共感し合えたと思う。早く親しくなったり、長い期間一緒に撮影しているとお互いについてもっとよく分かるようになった。それでこんな現実に近い姿が演技にも見えたのではないかと思う。

Q. 「還魂」20部作が放送され、視聴者の様々な反応を確認したと思うが、記憶に残る反応があったか
A. 時間があるときに反応を見る方だ。視聴者のみなさんが送ってくださった反応には批判もあり褒め言葉もあったが、批判はうまくいくようにという意味のムチだと思って謙虚に受け入れ、称賛には良い気運をもらった。

Q. 「還魂」パート1を通じて俳優イ・ジェウクが得たものは何か?
A. まず監督、作家、スタッフ、先輩俳優たちを得ることが出来た。良い人たちと一緒にできていっそう素晴らしい現場だった。また、チャン・ウクを演じながら実際に経験したことがない様々な感情も感じることができ、一層成長した俳優イ・ジェウクを得ることができた現場だった。

Q. 「還魂:光と影」を待っている視聴者に一言
A. まだ『還魂』は終わっていない」として「『還魂:光と影』のために一生懸命撮影をしながら走っている。『還魂:光と影』では、パート1とは違う新しい姿に会うことができるという自信がある。視聴者のみなさんが愛してくださったチャン・ウクは消えていない。また戻ってくるチャン・ウクに期待していただきたい。

2022.08.29