「BTS代替服務」を主張した釜山市長、“特恵を与えようというのではない”と強調した理由は?

芸術・体育要員も現役兵(陸軍基準)と同様に4週間の基礎軍事訓練を履修した後、現役で服務する代わりに兵務庁長が定めた分野で服務することになる。また、芸術・体育要員は現役(陸軍基準、18ヶ月)の約2倍に達する34ヶ月間服務しなければならず、服務義務違反時には芸術・体育要員編入が取り消され、再編入も制限される。義務服務期間が過ぎると予備軍に編入される。
パク市長も「BTSに軍免除という特恵を与えようという意味ではない。もしBTSが代替服務制度を適用されるとすれば、BTSのメンバーは軍服務に劣らない国家的責任感を与えられるようになり、彼らだけがこなせる能力で国家のために奉仕することになるのだ」と説明した。


したがって、該当の議論の争点は「純粋芸術人だけでなく、大衆芸術人も芸術・体育要員編入対象になるのか」ということであり、「BTSの兵役免除」ではない。
パク市長は「国威の発揚という側面からだけ見ても、BTSの功績は他と比較するのが難しいほどだ。BTSが創出して引きあげた韓国のブランド価値は数字で表せないほどに大きい」として「BTSがエキスポ誘致のために取り組むなら、軍服務という神聖な義務にも劣らない国家奉仕の方法となるだろう」と強調した。

2022.08.23