韓国大手芸能事務所CUBEエンターテインメントが第2四半期連結基準売上282億ウォン(約28億8000万円)、営業利益18億ウォン(約1億8000万円)を達成し、前年同期に比べそれぞれ56%、264%増加したと12日明らかにした。
これは前四半期に記録した歴代四半期最高実績である売上225億(約23億円)より10%以上の上昇実績である。
上半期の連結基準の累積売り上げは536億ウォン(約54億8000万円)、営業利益は36億ウォン(約3億6000万円)で、昨年の半期実績(累積売り上げ343億ウォン、営業利益27億ウォン)と比較し、売上と利益ともに大きく伸びた。当期純利益も直前四半期対比70%上昇した21億ウォン(約2億1400万円)を記録し、四半期歴代最高実績を達成した。
CUBEエンターテイメントが歴代最大の実績を達成した秘訣は「(G)I-DLE」の活躍が大きな理由である。
CUBEエンターテインメント関係者は「3月中旬に発表した『(G)I-DLE』のデビュー後初のフルアルバム『I NEVER DIE』の興行が第2四半期まで続いた」とし、「タイトル曲『TOMBOY』は音楽番組8冠王、MV再生回数1.5億ビューなどを達成し、発表後5か月が過ぎた現在までも音楽チャートで順位圏に位置するなどアルバムおよび音源売上が急増するのに華々しい功を立てた」と伝えた。続いて「『(G)I-DLE』のメインボーカル、ミヨンの初ソロアルバムも初動10万枚を達成し、第2四半期の高い実績に貢献した」と付け加えた。
この結果、コンテンツの売上も前期比約80%、前年同期比約420%上昇した。CUBEエンターテインメント関係者は、「『(G)I-DLE』の人気上昇にともなうミュージックビデオ関連売上、ファンクラブ拡張およびワールドツアー日程によるMD販売収益などに起因した」として、「所属アーティストたちのオフライン公演が相次いで開催され、それにともなうグローバルファンダム拡張で下半期にもエンター事業の右肩上がりの成績が続くものと見られる」と期待した。
新事業の拡大にも拍車をかけている。CUBEエンターはグローバルブロックチェーン技術の先頭走者であるアニモカブランズと合弁法人「AniCubeエンターテインメント」を設立し、NFT発行およびミュージックメタバースプラットフォームのローンチングを準備している。最近はThe Sandbox、ハナ銀行など韓国国内有数の企業とパートナーシップを結び、「The Sandbox」の仮想空間であるランド(Land)内に韓国複合文化空間(K-village)を構築中である。
CUBEエンターテインメント関係者は「今年下半期からは既存のエンター事業だけでなくブロックチェーン関連新規事業もやはりこれまでの成果を大衆に披露できるだろう」と明らかにした。
WOW!Korea提供