結婚、出産を機に女優としての活動を休止していたイ・ヨンエの復帰作として注目を集めるSBSの新ドラマ「師任堂、ザ・ハーストーリー(theHerstory)」(原題)の放送が、来年上半期にスタートする。ドラマ制作会社が20日明らかにした。韓国、中国、日本での同時放映を目指すという。
本格的な撮影は今年7月から始まる予定で、現在、キャスティングや脚本制作が行われている。
同ドラマは、5万ウォン札の肖像画になっている申師任堂(シン・サイムダン)の人生を描く。申師任堂は朝鮮王朝時代の女流画家で、学者の李珥(イ・イ)の母でもある。韓国美術史が専攻の大学講師が、偶然見つけた申師任堂の日記と謎の美人図の秘密を解き明かしていくというストーリーで、イ・ヨンエは大学講師と申師任堂の一人二役を演じる。
監督はドラマ「太王四神記」などを手掛けたユン・サンホ氏。イ・ヨンエは「ドラマ復帰作を(ユン氏と)共につくることができうれしい。今から撮影に胸が高まっている」とコメントした。
イ・ヨンエのドラマ出演は2003年〜04年に韓国で放映された「宮廷女官チャングムの誓い」以来で、女優活動は05年の映画「親切なクムジャさん」(パク・チャヌク監督)以来となる。「チャングム」では日本をはじめアジア、中東、アフリカなどでも人気を集めたが、結婚と出産を機に女優業を控えていた。
WOW!korea提供