キム・ジフンは、キョンサンド(慶尚道)出身の役の特性上、方言の演技に一番の努力を注いだ。彼は、「ソウル出身のため、方言に対する感覚があまりなかった。慶尚道、チョルラド(全羅道)、チュンチョンド(忠清道)だけ区別することができる程度だった。方言に神経をたくさん使った理由は、単純で血の気の多いデンバーを表現するためだった」と明かした。
続けて、「これまで見せてきた姿を、一気に飛び越えるために、方言がものすごく効率的な手段だと思った」とし、「方言を完ぺきに駆使するのを目標に、勉強するために方言の先生と撮影の3か月前から感覚をつかんだ。台本を見ると、抑揚グラフが描かれている。セリフを抑揚ごとに矢印で表示して先生に合格と言われるまで熱心に勉強した」と付け加えた。
またデンバーをより完ぺきに表現しようと、多方面で孤軍奮闘した。キム・ジフンは、「デンバーはストリートファイターだ。アクションシーンがものすごく多いと予想した。撮影の少し前からボクシング、ムエタイを練習した。あらかじめ体得しなければならないと思ったからだ。運動をたくさんしたが、思ったよりアクションは多くなかった。もう少し多かったら良かったのに」と笑った。
そうしならが、「ベッドシーンがあるという話を聞いて、脱ぐシーンがあると思った。初めて監督からすべて脱いで、破格的なベッドシーンを撮る予定だと言われた。不足なしに準備した。体を見せたときに、一点の恥もあってはいけないと思った」と言いながら「ダイエットをたくさんした。撮影当時、新型コロナウイルスでスポーツジムがすべて閉まってしまった。それが鉄棒を始めるようになったきっかけだった。体を作らなければならないが、閉まっているスポーツジムが多くて、鉄棒を熱心にするようになった」と伝えた。「元々体重がたくさん増えるタイプではない。撮影当時、体脂肪率をほとんど8%台に維持した。平常時には12%程度だ」と知らせたりした。
イ・ジュビンとの破格ベッドシーンについては、「熱心に夢中になって撮った。俳優生活を長くしてきたが、本格的なベッドシーンは初めてだ。イ・ジュビンさんも同じだ。集中してベストを尽くすしかなかった。思ったより撮影も早く終わった」といい、「どうしても現場でベッドシーンをまたモニタリングすることはできなかった。撮り終わってからも、どう出るのかものすごく気になった。視聴者の皆さんはどうだか分からないが、見た時にものすごく恥ずかしかった」と打ち明けた。
「パート2のデンバーは、パート1よりずっとカッコよくて、自信を持っていると申し上げる」とほのめかしたキム・ジフンは、「デンバーの活躍がさらにたくさん出てくる。パート1で築きあげられたストーリーが、パート2で絶頂に走りぬけてスピード感、没入度がものすごく高くなる。その過程に、デンバーが積極的に介入してずっと印象的な姿が見えると思う」と自信感を示した。
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