このような現場の状況によって、Vがすぐに車に乗れるように車を移動させたりもしたという。Aさんは「Vだけが出てくればいいが、ドアが開いたり閉まるたびにファンが叫びながら車に近づいた。本来はVが(空港から出て)少し歩いた後で車に乗る予定だったが、Vの車を入口に移動させてすぐに乗れるように待機した」として、現場の状況が制御できないほどだったと伝えた。
現場にいた別のネットユーザーたちは、当時Vが車に乗った後で移動しながら窓を開けて手を振ってあいさつしてくれたと話した。
このようにファンの間でVは、ファンへのサービスが良いことで有名なメンバーだ。しかしファンと記者がもみ合って警察まで出動した状況でVが写真を撮るとするなら、走りよってきたファンを止められずに現場がさらに混乱する可能性がある。その場合は、いったい誰に非難の矢が向けられるのか。今回のVの行動は、統制されていない状況下で発生する可能性のある最悪の事態を避けたと見ることができる。
Vもやはりファンと記者にあいさつしたかったが、それができなかったことに対する申し訳なさと残念さをBTSのファンコミュニティプラットフォームのWeverseで伝えた。Vは車に乗った直後、「記者のみなさん、ARMY(ファン)のみなさん、すぐに車に乗ってごめんなさい。たくさん待ってましたか?プレゼント持ってきました」という文と共に星を撮った写真と出国時に撮影した写真を掲載した。
BLACKPINKリサとパク・ボゴムは、Vの車が出発して現場が落ち着いた後に外に出てあいさつしたことが分かった。
一方、Vは10年の友情を続けてきた芸能界を代表する親友俳優パク・ソジュン、チェ・ウシク、パク・ヒョンシク、歌手Peakboy(ピックボーイ)と共にする旅行記を描いたJTBC「IN THE SOOP:友情旅行」に出演する。「IN THE SOOP:友情旅行」は、7月に4回にわたって放送される。