SBS側の立場発表後MBC側は「すでに事前編確定後、制作進行中の『ドクター弁護士』があることを知りながらも主演俳優の出演時期が重なる状況を引き起こしたのは、SBS側の気の毒な編成状況を勘案したとしても商道義を外れた意思決定」と不快感をあらわにした。しかしSBS側は放送曜日や時間、素材などが異なるため問題がないという立場のみを下しただけだった。
イム・スヒャンだけ立場が苦しくなった状況でSBS「私たちは今日から」は予定通りに5月9日に初回放送を行い、MBC「ドクター弁護士」は6月3日にベールを脱いだ。そして視聴率は「ドクター弁護士」を味方にした。調査会社「ニールセンコリア」によると、「私たちは今日から」の最近のエピソードは3.1%を、「ドクター弁護士」は4.2%を記録している。「ドクター弁護士」がより多くの愛を受けているわけだ。
「ドクター弁護士」のイ・ヨンソク監督は編成問題と関連して、「キャスティングする時は俳優の演技力やキャラクター、最後に現場での態度がどうなのかを考慮する。掛け持ち出演の問題は私が述べる前に俳優たちが重なればやらないのが条件だと思うが、不幸にも編成変化が生じたのではないか。誰かを非難する問題ではないようだ」とし、「その部分よりは作品の内容と俳優の演技に集中してくださることを願う」と答えた。
“掛け持ち出演”論議はある程度静かになった状況だが、2つの作品を熱心に撮影したイム・スヒャンには本当に口惜しくならざるを得ない。
WOW!Korea提供