女優タン・ウェイ、カンヌ主演女優賞に欲?…「映画を見たら受賞の意味がなくなる」

 

上映後、世間の反応に対しては「まだ映画が公開されておらず、後でさらに多くのインタビューや反応が出るので、その時にゆっくり見るつもり」と率直に答えた。

パク・チャヌク監督との呼吸で俳優として自分の人生がさらに完全になる気分になったとも伝えた。 「言葉で説明しにくい感じだ。 10年後にはこの感情を説明することになるかもしれない」とし、「そのような点で監督にとても感謝している。 言語の障壁によってかなりの忍耐心が必要であったにもかかわらず、これを容認してくれた。 一度も不便な様子もなく笑っていただき、最後まで丁寧に導いてくださって感謝している」とし「監督がキャラクターに心血を注いでくれたおかげ」とも付け加えた。

劇中の韓国語の台詞に使われたイントネーションや言葉遣いは、パク・チャヌク監督の声が録音された録音ファイルを最も多く参考にしたとも打ち明けた。 彼は「監督がすべての台詞を録音して送って下さり、私はそれをスマートフォンに保存して常に聞いていた」として「事実上、私個人の韓国語実力は白紙に近いが、監督が送ってくれたものをそのまま吸収した」と説明した。

「台本に登場したすべての単語と台詞の意味を徹底的に熟知した後、演技にのぞんだ」と強調した。 彼女は「台本の中のどんな文字一つでも私が知らない内容はあってはならないと思った。その意味を私が十分に理解してこそ演技ができると考えた。 『千里の道も一歩から』という言葉があるように、大変でも着実に学んでこそ本質そのままの感情を演技できることに気づいた」と話した。

相手俳優のパク・ヘイルとの呼吸についても言及した。 タン・ウェイは「最初は2人の対話がうまく通じなくて翻訳機を使ったが、時間が経つほどに、この人は完璧に明らかに私に何かを伝達してくれる俳優だという感じを受けた」として「言語を越えた心で通じる何かを感じた」と信頼感を表わした。

現在は年老いた両親のために中国北京に滞在しているという。 「私が一人娘であり両親が年老いているので時間ができると北京に行く」として「私が実家の両親と北京で時間を過ごせるよう家族が本当に多くの助けをくれている」と感謝の気持ちを表わした。

WOW!Korea提供

2022.05.25