特に、キム・セロンが事故で変圧器に突っ込んだため、近所の商店街に停電の被害をもたらした。午前の営業をすることができなくなった店は、被害を訴えた。食堂、カフェなど飲食業を運営する店ならば冷蔵庫、冷凍庫に停電が発生した場合、被害は大きくならざるをえない。
状況がますます悪化するとすぐ、結局キム・セロンの所属事務所は再び立場を表明した。今度は、「キム・セロンさんの飲酒運転で発生した事故により、心配をおかけした点を心より謝罪申し上げる」として謝罪をつけ加え、「キム・セロンさんは、これによって被害を被り、不便さを感じた多くの方々と破損した公共施設の復旧のために最善を尽くすすべての方に、心より謝罪の心を伝えて、被害復旧のために最善を尽くすことを約束した」と今後の収拾に対する立場も伝えた。
ひと足遅れた謝罪は、真摯な気持ちがまともに伝えられづらい。事態が大きくなる前に早目に謝罪をし、対策を用意したら良かったと思うという反応が続く理由だ。その上、事故当時に同乗者がいたことが分かっているが、どんな人なのか、なぜ一緒にいて飲酒運転を止めずに同乗をしたのかなどに対する疑惑は、相変らず提起されていて論議が続く余地は残っている。
芸能人と所属事務所は、切っても切れないパートナー関係だ。芸能人自らが自身に対する管理を徹底しなければならないのはもちろんだが、所属事務所もその責任から自由になることはできない。特に、キム・セロンの所属事務所は、昨年にも他の所属俳優の私生活が物議をかもした時、対応の遅さで非難を浴びたことがある。続いて大変な事態が起きているにも関わらず、同じ形態を繰り返すというのは所属事務所の責任問題を追及するほかはない。
このような状況が、まだ自身の才能をすべて見せることができなかった若い女優の役者人生を遮りはしないのかが心配だ。所属事務所がどのような考えを持っているかは分からないが、適切な対応を1日も早く実践に移して、状況解決に向かう姿を見せてほしい。
WOW!Korea提供