指揮者チャン・ハナが独ハンブルク交響楽団の「首席客演指揮者」に


ハンブルク交響楽団は今月6日(現地時間)、ホームページを通じて韓国の指揮者チャン・ハナが2022年~23年シーズンの首席客演指揮者に就任したと発表した。ハンブルク交響楽団の客演指揮者には、シャルル・デュトワ、フィニガン・ダウニー・ディア―らがいる。

ハンブルク交響楽団の首席指揮者シルヴァン・カンブルランは「生気あふれるすばらしい指揮者であるチャン・ハナやシャルル・デュトワのような仲間たちが、私たちに多くの喜びをくれると確信している」と述べた。

チャン・ハナは来年3月26日に交響楽コンサートを指揮する予定だ。これについて、彼女はハンブルク交響楽団の首席客演指揮者になったことは大きな喜び」とし、「音楽的冒険が楽しみだ」と話している。

チャン・ハナは1994年、11歳の若さで第5回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで優勝し、チェリストとして名を上げた。2006年にはクラシック音楽の専門誌「グラモフォン」が選ぶ「明日のクラシック・スーパースター20人」に選出された。

チャン・ハナは、30代になった2010年から指揮者としての活動に力を入れている。指揮者としてフィルハーモニー交響楽団、リバプール・フィルハーモニー管弦楽団などで活躍。2013年にはカタール・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、BBCプロムスに初参加した。

WOW!Korea提供

2022.05.09