「TikTok」を見れば、K-POPの人気が見える

歌謡界のある関係者は、「ZICOの『any song』が2020年Melon年間チャートで1位を獲ったのは、『TikTok』で行われた『any song ダンスチャレンジ』の影響が大きい」とし、「『TikTok』は負担の無いショート動画プラットフォームだから、一般人も参加がしやすいという利点がある」と話した。続けて、「音源チャートに無い曲も『TikTok』で十分に音楽とダンスが良ければ人気になる点で、新しい大衆性の指標として数えられる」とし、「『TikTok』を活用するアーティスト、事務所、プラットフォームとチャートなどがさらに増えるだろう」という展望だ。

実際に、「TikTok」のデータを活用した事例が増えている。
Melonは去る4月8日、『TikTok週間チャート30』を新設した。「TikTok週間チャート30」は毎週末に「TikTok」内の音源使用率TOP30を基準にアップデートされるチャートだ。

また、KBSの音楽番組「ミュージックバンク」は、2月4週目からK-チャート順位に「TikTok点数」が反映されたGAONチャートを反映し始めた。「K-チャート」の集計方法は、デジタル音源(60%)、放送回数(20%)、視聴者選好度(10%)、音盤(5%)、ソーシャルメディア(5%)が各比率で合算されるが、ソーシャルメディア部門にGAONチャートが提供するYouTube及びTikTok点数が新しく追加され、注目を集めた。

さらにGAONチャートを運営する韓国音楽コンテンツ協会は、昨年6月に「TikTok」の音楽データを国内大衆音楽公認チャートであるGAONチャートに反映する内容のパートナーシップを締結し、「GAONソーシャルチャート2.0」に「TikTok」データ(音源映像たちの再生回数といいね数など)を反映している。

「TikTok」も韓国アーティストの為の支援を惜しまない。「TikTok」は2020年ローンチした韓国アーティストたちの公演ライブ「TikTokステージ」に続き、韓国だけでなく全世界の使用者たちが「TikTok」で音楽を楽しめる多様なライブコンテンツを拡大している。

「TikTok」は華麗なコンサートステージの後、平穏な雰囲気の中でK-POPアーティストたちが近況と率直な話をファンたちとリアルタイムで共有す、疎通するライブコンテンツ「TikTokアーティストバックステージ」を長期的に行っている。「TWICE」、「STACY」、「WEi」、「aespa」など多様なK-POPアーティストたちが書く公式アカウントで「TikTokアーティストバックステージ」を行い、ファンたちとの出会いを持っている。

WOW!Korea提供

2022.05.05