YGエンターテインメントの元代表ヤン・ヒョンソクが、再び「ノーマスク」で大衆の前に現れた。
18日、ヤン元代表はソウル中央地方裁判所で開かれた特定犯罪加重処罰上の報復脅迫などの容疑に関する3回目の公判に出席した。
この日、公判の10分前頃に車から降りたヤン元代表は取材陣の前にノーマスクで登場した。
中央災難安全対策本部は18日付で社会的距離の確保の全面解除を発表したが、マスク着用については2週間の議論を経て決定する方針で、室内外でのマスク着用は義務である。
ヤン元代表の「ノーマスク」は初めてではない。今月9～10日に開催されたボーイズグループ「TREASURE」の単独コンサート現場でもマスクを着用せずに観覧している姿が捕らえられ、物議を醸した。
新型コロナウイルス感染防止対策に関連した公演観覧規則によると、観客全員がマスクを着用しなければならず、会場内での歓声や合唱なども禁止されている。YG側もコンサート前に「防止対策規則を違反した観客は退場措置される可能性がある」と公知していた。
しかしヤン元代表だけノーマスクで観覧し、特別待遇疑惑と共に規則を破ったという批判が殺到した。
一方、公判ではボーイズグループ「iKON」元メンバーのB.Iの薬物捜査をもみ消すために元練習生のAさんに「お前一人を殺すのは大したことない」と脅迫したという法定証拠が出てきた。
練習生だったAさんは、2016年に薬物使用容疑で警察の捜査を受けたB.Iの疑惑について証言していたが覆した。その後、Aさんは2019年6月に国民権益委員会にYG側から圧力を受けて証言を覆したと情報提供した。
この日の裁判で検察は、「ヤン元代表が自分は陳述調書も実際に見ることができる人間だと言ったため、報復されると感じたのか」と聞くと、Aさんは「当然、そう感じた。言うことを聞かなければ大変なことになると思った」とし、「脅迫するので怖くて、私が知っている人ではないように見えた」と述べた。
これに対してヤン元代表側はAさんに会った点は認めたが、嘘の証言を勧めたり脅迫したりはしていないとして無罪を主張した。
WOW!Korea提供
