多くのファンは、BTSがグラミー賞に2年連続ノミネートされたにもかかわらず、受賞につながらなかったことに深く落胆した。一部のファンはグラミー賞の興行のためにBTSが利用されたと憤慨(ふんがい)した。サンフランシスコから公演を見るためラスベガスに来たというハービーさんは、「グラミー賞はBTSを2年間にわたって利用した」とし、「アメリカンミュージックアワードでは大賞を受賞し、ビルボードミュージックアワードでは7部門にノミネートされたが、グラミー賞は1部門のみBTSを候補に挙げた。そして賞も与えなかった。これは不公正なことだ」と強調した。
カナダのケベック州から公演を見るためラスベガスに来たというサンディさんは、「グラミー賞はBTSの人気を利用して、この部門の授賞式の最後に出演させた」とし、「ARMYは非常に強い不快感を感じ、グラミー賞は話題性を得た。これは正しいことなのか」と反問した。
一方、BTSは9日(現地時間)、「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LAS VEGAS」の2日目の公演に先立って行われた記者会見で、グラミー賞受賞を逃したことについての感想を述べた。JIMINは「韓国人として私たちの音楽がどこまで届くのか知りたくて、さらにグラミー賞に大きな意味を置いていた」と語り、「絶対に受賞したいという気持ちが大きかったが、結局受賞できなくて残念だ」と話した。Vは「涙が出た」としながらも、「私たちは(受賞を逃したことを)謙虚に認めた」とクールな表情を見せた。JINは「チャンスは今回だけじゃないじゃないか」と語り、「これからも一生懸命努力する」と決意した。
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