タレントのソン・ミナ、長寿MCホ・チャムさんを追悼 「心が虚しく、涙ばかり出る…」


韓国の芸能番組「家族娯楽館」で25年間に渡ってMCを務めたホ・チャムさんの訃報に、タレントのソン・ミナが心境を明かした。

ソン・ミナは1日、Instagramにホ・チャムさんとのツーショット写真を投稿し、「とても動揺し、悲しい気持ちを抑えることができない」とし、「少し前、番組に出演して元気な声で歌う姿を見たのに…手をぎゅっと掴んで『ごちそうするから、連絡ちょうだいね』と言ってくださり、この写真を撮った日が(故人と共にした)最後の日になるとは思わなかった」とつづった。

また「何よりも本人の仕事と視聴者を大切に考えて、周りの人たちに笑顔を与えることが自分の喜びだと話すタレント。欲が無く、人間らしい方、そして私にいつも最高の称賛を惜しまないでくださり、応援してくださった永遠のチアリーダーのような方だった」と回想した。

これを前に1日、ホ・チャムさんは肝がんで闘病していた中、この世を去った。享年72歳。

1971年、東洋放送「7大歌手ショー」でデビューしたホ・チャムさんは出演者や観客を笑わす話術を武器に、さまざまな番組・イベントのMCとして活躍してきた。

代表作はKBS「家族娯楽館」で、1984年4月の初放送から2009年4月の最終回まで進行役を担った。彼がMCの席を空けたのは1980年代中盤、交通事故で入院した際の1週間だけだった。「家族娯楽館」が終了した後もさまざまな音楽番組のMCとして活躍した。

2003年には歌手デビューも果たし、最近までKBS「不朽の名曲-伝説の名MC特集」やTV CHOSUN「スタードキュマイウェイ」に出演するなど活発に活動していた。

WOW!Korea提供

2022.02.02