●あらすじ●
「夫婦の世界」15話では、ソヌ(キム・ヒエ)とテオ(パク・ヘジュン)、ダギョン(ハン・ソヒ)が愛だと信じていた夫婦の縁が裏切りによって切れていく様子が描かれた。
ダギョンはソヌから「イ・テオは私と寝た」と聞き、信じがたい真実に苦しんだ。ダギョンは「完全にしなければならない。どんな苦難が来ても、揺るがないようにしよう。誓う。日常の喜び、悲しみ、痛み、幸福、その全てを共にするのが夫婦だから。運命を共にする年齢でもあるから。何があっても揺らいではいけないから。だけど今、この女は何を言っているんだろう」と思うほど、大きな衝撃を受けた。
それでもダギョンはテオをゆるそうと思った。それほどに“夫婦の世界”を守ろうとしたのだった。ダギョンは「正直に言ってくれたらうれしい。簡単ではないだろうけど。二人の間に何があったのか、ジュニョン(チョン・ジンソ)も知っているの?絶対、ジェニーはジュニョンのようにしないで。私はあの女とは違う。落ちるとこまで落ちておかしくなりたくない。克服できる。時間をちょうだい。時間が必要なの」と言った。テオは感謝した。
しかし、ゆるすことは簡単ではなかった。ソヌが息子ジュニョンとこの街を去ると聞いたダギョンは、疑いをぬぐいきれずにソヌが住んでいた家に行き、テオとソヌが完全に終わったという痕跡を見つけようとした。しかしイェリム(パク・ソンヨン)が現れて「テオが、ソヌ姉さんを簡単に忘れることはできないはず」と言い、ダギョンは揺らいでしまった。
ダギョンは夜遅く、ソヌのところへ行った。ダギョンは「テオさんを説得して、ジュニョンの親権を放棄させる。だから養育費はあきらめて。いつどんな言い訳で会うか分からないから。ジュニョンを言い訳に会うことがないようにして」と言った。テオを信じ切っているダギョンに、ソヌはテオからプロポーズされた時に聞いた音楽を聞かせた。テオがダギョンにもプロポーズする時に聞かせた曲だった。
続けてソヌは自分が住んでいた家にダギョンを連れて行った。そこでソヌは、テオからもらった香水、下着、ウェディングドレスの好みまで全て公開した。それも全てダギョンにもプレゼントしたものだった。さらに恐ろしいことに、今のダギョンの姿は、若い時のソヌの姿にそっくりだった。
結局、ダギョンはテオに背を向けた。自分がソヌの代用品だったことを知って号泣したが、出勤するテオを何ともないふりをして見送った。その後、父ビョンギュ(イ・ギョンヨン)の助けを借りて、離婚とジェニーに対するテオの権利はもちろん、ビョンギュが準備してやったテオの会社まで全てを奪った。
テオはすがりつきながら「ゆるしてくれることにしたんじゃないのか」と聞くと、ダギョンは「たった一度だけの失敗だったらの話でしょ。あなたは違うじゃない。これ以上、騙されない。もう終わりよ。父さんの言うとおりにする必要もない。父さんはみんな知っていた。初めから私を心配して全てに備えていたって。あなたのような人が父親で、ジェニーがかわいそうだけど、いないよりは100倍マシ。二度と会おうと思わないで」と言い放った。
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