韓国SBSバラエティ番組「ゴールを殴る彼女たち」側が、スコア操作を認め公式謝罪した中、CPと演出の交代を決定した。
SBSは27日、公式立場を通して「番組編集に関する物議と関連し、責任プロデューサーおよび演出担当者を交代し、懲戒手続きを踏むことに決定した」と明らかにした。
去る22日の放送分以外にも追加で提起されたシーズン1と2の操作疑惑についても一部認めた。
SBSは「調査の結果、シーズン1と2の試合で勝敗結果および最終スコアに変更がないことを確認したが、一部ゴール得点の順序を入れ替えて放送した回があった」とし、「バラエティ番組の価値をおもしろさという点に優先順序を置くとしても、ゴール得失点を変えるというのは許容範囲を超えている」として、反省の言葉を述べた。
これに先立ち去る24日、「ゴールを殴る彼女たち」制作陣はメディア報道資料を配布し、「放送過程で編集順序を一部入れ替え、視聴者に混乱を招いてしまった」と明らかにした。
また「試合結果および最終スコアは放送内容と異なる点はないと言っても、一部の回で編集の順番が実際の流れとは異なっていた」と認めた後、「制作陣があまりに安易に考えてやってしまった結果だった。視聴者の方々にお詫び申し上げる」と陳謝。その上で「選手および監督、スタッフの心を踏みにじるようなことが二度とないように編集には格別の注意を払う」と伝えた。
これに先立ち、去る22日に放送されたバラエティ番組「ゴールを殴る彼女たち」では、FC九尺長身とFCワンダーウーマンが対戦。この試合は、スコアが3対0→3対2→4対3→6対3という流れで点の取り合いとなり、接戦の末、FC九尺長身が勝利した。
しかし放送後、オンライン上では試合の流れが「操作」されたのではないかとの疑惑が浮上。ネットユーザーらが放送画面を分析した結果、キム・ビョンジ監督の位置が変わっているシーンでボトル内の水が「増えている」点に注目した。つまり、時間の流れが「おかしい」という指摘だ。
ネットユーザーらは、試合経過について「前半5対0から後半6対3となり、簡単に勝利した
流れを”接戦の末に”勝利したかのように操作した」と指摘。その結果、ネットユーザーの指摘通り、試合の流れが操作されていたことが明らかとなった。
WOW!Korea提供