BTS(防弾少年団)、数字で表せない功績…“BTSは「愛」そのもの”

ただし、BTSの最大の業績は目に見えないものだった。
ロサンゼルスの真ん中の公演会場で、外国人数万人が「Spring Day」の韓国語の歌詞を大合唱しているのを聞いてやっと、BTSが今何を成し遂げようとしているのかを実感した。


テキサスから18時間運転してコンサートを見に来たファンARMYは「1日中仕事をして家に帰ってBTSの歌を聞く。BTSの映像を見ると幸せになり、安定感を感じ、リラックスする気分だ」として「BTSのおかげで私が慰めを受ける」と話した。
「BTSがなぜ好きなのか」という質問に大半のARMYは、BTSが「幸福」だと話した。BTSの歌が好きでも、メンバーの魅力にはまったりもしたが、ARMYたちはBTSが「幸福」であると語った。


ただ一緒に歌いたくて韓国語の歌詞を覚えるのではなかった。ARMYにとってBTSは「愛」であり「人生」だったのだ。BTSの歌にもっと深く共感し、BTSの言葉をよりよく理解するために彼らは韓国語を学んでいた。ARMYたちにはそれが「幸せ」だったからだ。
BTSがその中心に立っている。ビルボードも、グラミーでもないARMYの人生の中心に立っている。BTSが世界中の多くの人々の生活を幸せと愛、慰めと希望に変えていた。韓国から来た7人の少年たちが成し遂げたことだ。偉大なことだ。

2021.12.06