干ばつに恵みの雨。 アメリカ・ロサンゼルスのSoFi Stadiumで行われるグループBTS(防弾少年団)のコンサートは、このような表現で整理できる。 新型コロナの大流行で、BTSのオフラインコンサートがすべてストップして、いつのまにか2年。 BTSも、“ARMY”も恵みの雨のような今回のコンサートをとても期待している。
「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LA」というタイトルがついたコンサートは、現地時間で27~28日、12月1~2日の合計4日間行われる。 Big Hitミュージックが公式グッズの販売を始めた26日、公演会場近隣にはすでに全世界から集まって来た“ARMY”たちが雰囲気を熱くしていた。
公演会場の前で会った現地ファン ケイトゥリンとライアンは「“MAP OF THE SOUL”ツアーのコンサートを見る予定だったが、新型コロナの影響でキャンセルになって残念さが大きかった」とし、「いよいよBTSを公演会場で会うことができるようになってうれしい」と、口をそろえた。
ライアンは今回の公演だけでなく、12月3日に行われ、BTSが出演するアメリカの大型ミュージックフェスティバル「2021 JiNGLE BALL TUOR - LA」も現場で観覧する予定と、微笑みを浮かべた。
同じように“MAP OF THE SOUL”ツアーの公演キャンセルで残念さを飲み込んだというリンジーは、「“LOVE YOURSELF”ツアーの時にBTSのコンサートを観覧したが、その後とても長い時間が過ぎたので、緊張するし、ときめく。 公演会場でBTSをまた見れば涙が出そう」と、話した。
多数のファンが新型コロナの大流行の前に公演を通じてBTSに目の前で会った経験があった。 それだけ対面公演がなかった時間が、さらに残念に感じられたように見えた。
もちろん今回の公演を通じて初めて“直観”の夢をかなえるファンたちも存在した。
10代の少女ファン エルラは「BTSを直接見るのは今回が初めて。 強烈なパフォーマンスで多くのエネルギーをくれることと期待する」と、期待感を表わした。 エルラの母親は「私もBTSを愛してる」とし、「BTSが好きで、彼らが広告モデルである飲料製品も購入して飲んでみたし、たびたび韓国人タウンも訪問する。 最近ではオンラインコンサートを明け方まで見たりした。 コンサートチケットを手に入れることができたので、早く公演を観覧したい」と、うれしそうに話した。