韓国の新型コロナウイルス新規感染者「3901人」…重症者は過去最多「617人」

韓国の新型コロナウイルス事態が次第に深刻になっている。

入院中の重症者数は再び過去最多を記録した。新規感染者は過去3番目に多い数字を記録し、病床がなく自宅待機中の国民も初めて1000人を超えた。

26日中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準で入院中の重症者は前日比5人増加した617人と集計された。24日に586人を記録してから3日連続で最多記録を更新している。

新規感染者数も国内発生3882人、海外流入19人の3901人を記録し、24日(4115人)、25日(3938人)に次ぎ過去3番目に多かった。

重症者が増加を続けることにより、病床の確保は臨界値を超えた。

中央事故収集本部によると、首都圏の重症患者病床の稼働率は84.5%(695床中587床使用)で前日と比べ小幅(0.6%)に上昇した。

全国の重症患者病床は1135床中826床を使用し、稼働率72.8%を記録した。前日(71.5%)より1.3%上昇した。

特に、病床がなく自宅待機中の首都圏住民は初めて1000人を超えた。

中央事故収集本部によると、首都圏で1日以上病床の確保を待つ人は1310人と集計された。4日以上病床を確保できない人も239人に達する。重症患者病床の稼働率が上昇したことで、準重症患者病床に下降移送できず、全体的な病床確保に困難が生じているものとみられる。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、同日午前0時基準で新たな追加接種者は19万3366人で、累積追加接種完了者は246万4798人となった。

2021.11.26