「袖の赤い裾口」の”チームケミ”(相手との相性)が、ますます楽しさを引き出している。イ・ジュノを筆頭にした“東宮‘s ”とイ・セヨンを中心とした“宮女‘s ”がその主役だ。
世紀のロマンスを描くMBC金土ドラマ「袖の赤い裾口」が、放送2週目で視聴率と話題性を同時につかみ熱い関心を受けている。
“正祖と宜嬪成氏のラブストーリー”という検証された素材で俳優たちの熱演とMBC史劇の長所の集大成で好評を得ている中、劇の随所で見せるキャラクターのケミに視聴者たちの反応が熱い。
まず、イ・サン(ジュノ)を中心とした“東宮‘s“のカン・テホ(オ・デファン)、東宮内官(ユン・ヒョシク)が作り出すコミカルなケミが好評だ。東宮を護衛するテホとイ・サを身の回りを担当する東宮内官は、プロフェッショナルな本業と緻密でない性格のギャップで笑いを誘っている。
何よりも気が利かないテホの言行と東宮内官のそそっかしさに呆れるイ・サンの姿は笑いのポイントだ。さらに完璧主義者のイ・サンのとがめにも明るさを失わないテホと 東宮内官の姿が視聴者たちを笑顔にさせる。
ソン・ドクイム(イ・セヨン)と彼女の上宮であるソ尚宮(チャン・ヘジン)、ドクイムの友達であるキム・ボクヨン(イ・ミンジ)、ペ・ギョンヒ(ハ・ユリ)らの ”宮女‘s“ も目が離せない。いつも戯れているドクイムと友人たちはその存在だけでも愛らしい。さらに、家族のいない宮中で固い絆で結ばれた友情は視聴者たちの心を温かくする。またソ尚宮は、ドクイムや彼女の友達にとって時には師匠であり時に母のような存在として温かさを醸し出す。
ストーリーの展開と共に多様なケミで視聴者に笑顔させる「袖の赤い裾口」の今後の展開に注目が集まる。
MBCの金土ドラマ「袖の赤い裾口」は、自らが選択した人生を守ろうとする宮女と愛より国を優先する王の切ない宮中ロマンスの記録だ。26日午後9時50分から5話が放送される。